2009年度工学院大学 第2部建築学科
建築法規(Architectural Regulation)[2G79]
2単位 山本 康友 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 設計、工事監督、工事監理、維持管理などの建築実務に携わる者は、建築法規を理解していることが不可欠である。そのため、建築法規が、なぜ必要なことや、また、時代の変遷、技術革新により法規制も変化していることを学ぶ。
- <授業計画及び準備学習>
- 第1週 ガイダンス(建築法規の変遷など)
第2週 総則 :用語の定義(建築物とは、延べ床面積とは等) 第3週 :手続き(建築確認、検査、建築主事、特定行政庁等) 第4週 集団規定:道路、道路と敷地との関係等 第5週 :用途地域 第6週 :建ぺい率、容積率の考え方と算定方法 第7週 :建築物の高さ制限の考え方(その1) 第8週 : 〃 (その2) 第9週 単体規定:構造強度 第10週 :防火・避難に関する規定(その1) 第11週 : 〃 (その2) 第12週 :一般構造(採光、遮音、化学物質対策等の制限) 第13週 建築構造、工事現場での安全、誘導手法 第14週 関係法令
- <成績評価方法及び水準>
- 原則として定期試験で最終成績を評価、60点以上に単位を認める。ただし、試験の点数が僅かに60点未満については、講義終了後に、3回ほど行う理解度小テストの点数の平均点(2/3以上の出席に限る)の10%を加点して合格とする。
- <教科書>
- 建築基準法令集(出版社は問わない)
講義時、参考資料も配布する。
- <参考書>
- 建築法規用教材2008(日本建築学会)、絵でわかる はじめての建築基準法(日本実業出版社)
- <オフィスアワー>
- 講師控室で、授業終了直後適宜
- <学生へのメッセージ>
- 社会へ出たら、建築法規は建築実務に必修であり、すぐに活用できるものである。そのために、法律の仕組みを学び、なぜ、必要であるかを、しっかり基本から習得してもらいたい。
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2009 Kogakuin University. All Rights Reserved. |
|