2009年度工学院大学 第2部建築学科

日本建築史(History of Japanese Architecture)[1753]

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2単位
後藤  治 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2011/02/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
我が国の歴史的建築物が持つ技法・構法・デザインの特徴、時代による変化を、具体的な事例を通して学ぶ。同時に、歴史的建築物の保存について問題意識を持つことを学ぶ。我が国の歴史的建築物に関する基礎的な専門用語、構造・形式・規模等の表記方法、我が国の代表的な歴史的建築物やそれに用いられている構法や技術を覚えることを目標とする。

<授業計画及び準備学習>
1. 授業の進め方、時代区分、基本的な用語
2. 木材と木造建築
3. 伝統構法と在来構法
4. 軸組と基礎  
5. 軸組の変化
6. 軸組と小屋組
7. 屋根
8. 軒
9. 壁
10. 天井と床
11. 建具、金具
12. 継手と仕口、大工道具
13. 建築の塗装、彫刻
14. 歴史的建造物の保存
15. 定期試験

<成績評価方法及び水準>
定期試験及び実地見学等によるレポートによって評価する。試験・レポートは9対1の比率で採点し、合計60点以上の者に単位を認める。ただし、60点未満の者であっても、レポート内容が単位認定相当と判断される場合には、最終成績を60点とする。

<教科書>
『日本建築史図集 新訂第二版』日本建築学会編(彰国社)

<参考書>
『改訂 伝統のディテール』広瀬鎌二他(彰国社)
『コンパクト版・建築史【日本・西洋】』大橋竜太他(彰国社)
『建築学の基礎6 日本建築史』後藤治(共立出版)

<オフィスアワー>
月曜日・授業終了後、21:10〜21:40・後藤研究室(2672号室)

<学生へのメッセージ>
授業中に参考文献を提示するので,それらに出来る限り目を通し,知識を広げる努力をしてもらいたい。

<備考>
教科書が、昨年度改訂されているので、一昨年以前に発行されている『日本建築史図集』とは内容が異なっているので注意すること。

 

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