2009年度工学院大学 第2部建築学科
基礎化学演習(Exercise in General Chemistry)[6408]
1単位 渡辺 東 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 工学部の学生にとって、化学の基礎を身に付けておくことは非常に重要である。本授業は、今まで化学の基礎を充分に理解できていない学生を対象に、演習を通して、化学の基礎学力を習得する。
以下に具体的な目標を示す。 1) 化学記号、化学式、化学反応式を正しく書けること 2) 原子量、分子量、モル、アボガドロ数の説明ができること 3) 種々の化学結合をルイスの点電子図式で示せること 4) 酸化還元反応かどうか見極められること 5) 化学量論の演習を正しく解けること
- <授業計画及び準備学習>
- 1:「ガイダンス」及び「化学の起源・測定の体系」(第1章、第2章)に関する演習
2:「物質とエネルギー・原子と分子」(第3章)に関する演習 3:「原子の構造・エネルギー準位とボーア原子」(第4章、第5章)に関する演習 4:「周期表」(第6章)に関する演習 5:「化学結合」(第7章)に関する演習(その1) 6:「化学結合」(第7章)に関する演習(その2) 7:「化学反応式」(第8章)に関する演習 8:「化学量論」(第9章)に関する演習 9:「反応熱」(第10章)に関する演習 10:「気体・液体・固体・溶液」(第11、12、13、14章)に関する演習 11:「酸・塩基」(第15章)に関する演習 12:「化学反応速度論及び化学平衡」(第16章)に関する演習 13:「総合演習1」 14:「総合演習2」
- <成績評価方法及び水準>
- 出席問題と約5回のレポートを総合して評価、60点以上の者に単位を認める。
- <教科書>
- 「化学(基本の考え方を中心に)」石倉洋子・石倉久之訳 東京化学同人発行
- <参考書>
- 特になし
- <オフィスアワー>
- 土曜日5時限の授業終了後20分間、新宿キャンパス12階講師室で。
- <学生へのメッセージ>
- 化学を理解する面白さを体で覚えてもらいたいと思っています。
是非受講してください。
- <備考>
- 電卓と定規持参のこと
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