2009年度工学院大学 第2部建築学科

基礎化学演習(Exercise in General Chemistry)[6306]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

1単位
松田 義尚 非常勤講師

最終更新日 : 2011/02/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 この演習は、化学の広い分野を理解するために以下の事項を目標とする.(1)原子の構造と性質に関して理解する。(2)化学結合の種類を分類し性質を説明できる。(3)分子の構造と性質を定性的に結びつけることができる。(4)化学反応をバランスのとれた反応式で説明できる。(5)溶液の濃度と束一的な性質を定量的に扱うことができる。(6)物質の状態変化,化学反応と熱の出入りについて本質を理解し,定量的な扱いができる。

<授業計画及び準備学習>
はじめて化学に出会う学生にも理解できるように解説を行う。
1.ガイダンス.   なぜ化学を学ぶか.
           化学を学ぶための基本事項
2.物質の構成    分離と分解.
3.化学結合     イオン結合と共有結合
4.化学反応式.   反応式と物質量
5.元素の周期表1. 原子の構造
6.元素の周期表2. 原子の性質
7.相変化と三態1. 気体の性質
8.相変化と三態2. 液体の性質
9.相変化と三態3. 溶液の化学
10.相変化と三態4.固体の構造
11.化学反応1.  反応と熱
12.化学反応2.  反応速度と平衡
13.酸と塩基
14.酸化と還元

<成績評価方法及び水準>
 課題レポート(100点満点)を評価し,60点以上の者に単位を認める。ただし,各回演習の成績との平均点が60点以上の者については,最終成績を60点と評価して単位を認定する。

<教科書>
演習問題のプリントを配布する。

<オフィスアワー>
土曜14時30分から15時(講師室)。それ以外でもメールで約束の上,対応する。

<学生へのメッセージ>
化学の本質的なものは,比較的簡単なことで,現象をイメージできるように把握するのが良いと思って下さい。計算等は参考書を首っ引きにして構いません.一つ一つを暗記して済ますのは,応用の点から勧められません。

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2009 Kogakuin University. All Rights Reserved.