2009年度工学院大学 第2部情報通信メディア工学科

データ構造論(Data Structures)[5751]

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2単位
佐々木 整 非常勤講師

最終更新日 : 2011/02/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
計算機科学の基本の1つであるアルゴリズムを考える上で、必要となる原理や概念を習得し、アルゴリズムの分析や設計を行い、プログラミングに反映させる能力の育成を目指す。
具体的には、基礎的なデータ構造であるリスト、キュー、木構造などの理解し、ソーティングアルゴリズムやグラフアルゴリズムとして活用し、プログラミング言語を用いて具現化できることを達成目標とする。

<授業計画及び準備学習>
1. アルゴリズムとデータ構造
2. 配列を利用したアルゴリズム
3. 探索アルゴリズム
4. ソーティングアルゴリズム
5. 文字列操作
6. リスト構造
7. 二分木
8. ヒープ
9. B木
10. グラフ
11. ファイル処理の基本
12. 複数ファイルの処理
13. 擬似言語表現
14. まとめ

<成績評価方法及び水準>
原則として、中間試験1回と定期試験1回の合計2回の試験の平均点が60点以上を合格とする。ただし平均点が60点に満たないものでも、どちらかの試験が60点以上でかつ演習および宿題の内容が十分であると認められる場合には合格とすることもある。

<教科書>
情報処理基礎講座 「新版 アルゴリズムとデータ構造」
電子開発出版局(SCC)

<参考書>
サイエンスライブラリ 情報電算機=35 「アルゴリズムの設計と解析 I」 A.V.エイホ (著), 野崎 昭弘(訳)(サイエンス社)

<オフィスアワー>
ありません

 

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