2009年度工学院大学 第2部情報通信メディア工学科

システムプログラミング演習(Exercises of System Programming)[4751]

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1単位
住野 和男 

最終更新日 : 2011/02/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
携帯電話に象徴される組込技術は、今やあらゆる分野の制御に応用され、その中でもプログラムは多機能化により肥大化し、信頼性などプログラムの負担は大きくなる一方である。本演習では、ハードウェアに近いプログラミングが可能なツールとして、また、ソフトウェア開発用の標準言語として広く用いられているC言語による基本的な組込技術を意識したプログラムの演習を行う。アルゴリズムを自ら組み立て、プログラミングの際に必要とされるフローチャートが記述でき、それをプログラムにコーディングできるようになる。また、組込機器制御の概略を理解することができる。

<授業計画及び準備学習>
1.組込技術におけるプログラムの役割
2.処理手順と流れ図(フローチャート)(演習)
3.定数と変数の扱い方と表示プログラミング(演習)
4.読み込みと表示プログラミング(演習)
5.演算と型プログラミング(演習)
6.分岐と繰り返し処理プログラミング(演習)
7.配列とプログラミング(演習)
8.関数とプログラミング(演習)
9.ポインタとプログラミング(演習)
10.構造体とプログラミング(演習)
11.機器への割り込み技術
12.総合プログラミング(演習)
13.学習成果の確認

<成績評価方法及び水準>
出席状況(遅刻・欠席は減点)と課題提出結果(40%)・期末試験結果(60%)で評価し、60点以上を合格とする。特に出席率は80%以上とする。出席率80%に満たない(欠席3回を越えた者)は履修放棄とみなし、成績評価を行わない。

<教科書>
毎回プリントを配る。
1年次で使用したC言語の教科書を持参すること。

<参考書>
「学生のための詳細C」 中村隆一著 東京電機大学出版局
プログラミング言語C B.W.カーニハン/D.Mリッチー著(石田晴久訳) 共立出版株式会社

<オフィスアワー>
月・火・金 13:00〜17:00 17号館「夢づくり工房」

<学生へのメッセージ>
成績評価は、毎回の課題提出、期末試験、出席状況を総合的に判断して最終評価とする。特に、出席に関しては演習授業の性格上、毎回出席が原則である。

 

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