2009年度工学院大学 第2部情報通信メディア工学科

情報処理概論及演習(Fundamental Information Processing and Exercise)[3607]

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3単位
中山 龍一 非常勤講師

最終更新日 : 2011/02/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
現代における情報技術の重要性を踏まえ,この中核となるコンピュータについてパソコン(PC)を利用し,将来に向けて,技術の進捗発展に対処出来る基本的な能力を身につける。
理解を早めるために演習を中心におこなうので、欠席することなく自主的かつ積極的な態度で受講することを望む。

<授業計画及び準備学習>
1. ガイダンス,コンピュータの概説とハードウェアの構成
2. キーボードの操作法及び周辺機器の使い方
3. 文書作成(MS Word)
4. 電子メールの送受信
5. コンピュータの歴史と人物
6. ソフトウェアの重要性とその構成
7. Windowsの演習
8. コンピュータネットワーク
9. 日本語処理(テキストエディタ,LaTex)
10. 表計算(MS Excel)概要
11. 表計算(MS Excel)関数
12. 表計算(MS Excel)応用
13. プレゼンテーション(MSパワーポイント)
14. ホームページの作成(HTML入門)
15. 前期試験による学習成果の確認
後期は、以下のC言語のプログラミングを行う
1. 文字の内容表示
2. 変数の内容常時
3. 配列
4. データの種類と型
5. プログラム処理の流れの制御(分岐制御)
6. プログラム処理の流れの制御(繰り返し制御)
7. 応用プログラムの演習
8. アドレスとポインタ文字の操作
9. 配列とポインタ
10. 文字列の操作
11. 関数
12. データの入出力
13. 構造体
14. 共用体及び全体まとめ
15. 後期試験による学習成果の確認
本科目は、情報技術の基本を学習するために、授業時間の外にも学習、特に復習を重点的に行ってもらいたい。

<成績評価方法及び水準>
前期試験40点+後期試験40点+課題の提出及び評価20点=100点を基本とし、60点以上を合格とする。
但し、提出課題について、通年で5回以上未提出の場合は、履修放棄扱いとなり、翌年度の再履修を受講すること。評価による加減点もあるが、提出について遅延すると減点になるので注意すること。
また、欠席についても、通年で5回以上許可なく欠席した場合は、履修放棄扱いとなり、翌年度の再履修を受講すること。
なお授業を良く聴いていると成績が上位になる傾向が強い。

<教科書>
前期の教科書は、「情報処理の基礎と演習」-理工系コンピュータリテラシー-第2版
赤木 徹也・荒 実/他共著(共立出版)
後期の教科書は,下記を予定している。
「1日で解るC言語「例題+演習問題」方式」第2版 桑原恒夫著(共立出版)

<参考書>
前期用「Micro Soft Office XPを使った情報リテラシー」斎木邦弘他共著(近代科学社)
後期用「ビジュアル ラーニング C言語入門」さかお まい著(エクスメディア社)

<オフィスアワー>
授業日の17時〜17時45分新宿講師室
メールでは、いつでも、なんでもOKです
W.mailer:ct25872

<学生へのメッセージ>
講師の他に,ティーチングアシスタント(TA)の先生として院生の先輩がいるので積極的に質問をすること。
電子メールでは,課題提出だけでなく質問や講義に関することも受付けるので大いに活用して下さい。
正規授業の他に希望があれば,補講日を利用して特別講義を行ないますので,参加を待っています。
なお、上記<成績評価方法及び水準>でも記載したが、欠席、遅刻は厳禁とします。

<備考>
<教 材>
必需品ではないが、USBに接続するフラッシュメモリ(USBメモリ)があると便利である。

 

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