○アナログ電子回路Ｉ（Analog Electronic Circuit I）[6F81]

＜授業のねらい及び具体的な達成目標＞

アナログ系電子回路は抵抗、コイル、コンデンサの受動素子とトランジスタ、電界効果トランジスタ(FET)、ＯＰアンプなどの能動素子を組み合わせた回路のことで、基本機能として、増幅、発振および変調・復調の3つが考えられる。本講義ではｐｎ接合ダイオード、トランジスタ、ＦＥＴの基本特性を学び、トランジスタの基本回路とバイアス回路の設計、ｈ定数による動作量の計算法、負帰還増幅回路、電力増幅回路、ＯＰアンプの基本応用回路および変調・復調回路についての理解を深める。

＜授業計画及び準備学習＞

　1. 半導体の性質
　2. ｐｎ接合ダイオード
　3. トランジスタの基本回路と静特性
　4. トランジスタの電圧増幅作用と負荷線
　5. トランジスタのバイアス回路
　6. ｈ定数による動作量の計算法
　7. 電界効果トランジスタ
　8. 負帰還増幅回路
　9. 電力増幅回路
10. ＯＰアンプの基本応用回路
11. 発振回路(1)
12. 発振回路(2)
13. 変調・復調回路

＜成績評価方法及び水準＞

学期末試験によって評価するが、数回のレポートと出席状況も考慮する。

＜教科書＞

「アナログ電子回路」大類重範著　日本理工出版会

＜オフィスアワー＞

できるだけ授業中に質問し、それ以外は電話またはｅメールで予約を取ってほしい。

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