2009年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科

情報数学I(Information Mathematics I)[2137]

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2単位
小柳 義夫 教授  
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最終更新日 : 2011/02/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
情報学を学ぶために必要な、数学的な基礎を学ぶ。前半では、計算機で扱う2進法と人間が扱う10進法の関係について学ぶ。後半では、グラフィック処理と関連が深い、複素数、関数、ベクトル、行列などについて学ぶ。

<授業計画及び準備学習>
1.自然数、分数、小数、実数とその演算
2.数の表現:記数法、10進法、2進法、16進法とその相互変換、演算
3.複素数:複素数とは何か、複素数の四則演算
4.複素平面と図形:加減算は平行移動、乗除算は回転と拡大縮小
5.初等関数:関数とは、ブラックボックス、指数関数、対数関数、三角関数、逆三角関数
6.一般のベクトルとその演算
7.一般の行列とは:行列とベクトルとの演算
8.行列と方程式

<成績評価方法及び水準>
原則として定期試験で評価し、60点以上のものに単位を認める。ただし、欠席が少なく試験の点数がわずかに60点に足りない場合はレポート提出を認め、レポート内容が単位認定相当と判断される場合には最終成績を60点とする。

<オフィスアワー>
火曜3時から6時

<学生へのメッセージ>
数学IIBでは、2次方程式がいつでも解けるように虚数が便宜的に導入されました。しかし、実数をx軸、虚数をy軸として平面として眺めると、大きな世界が広がります。また、2×2の行列については高校でも勉強したと思いますが、サイズはいくらでも拡張ができます

 

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