2009年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科
暗号理論(Cryptography)[3A14]
2単位 岡本 栄司 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 情報セキュリティに関する基礎理論を習得し、それが実際にどう使われているかを学ぶ。 基礎理論では暗号と認証を中心とし、応用ではそれらを基盤としたセキュリティ対策を中心に講義する。
- <授業計画及び準備学習>
- 1 情報セキュリティの必要性
コンピュータに対する脅威と情報セキュリティの必要性 2 数学的準備 初等整数論、情報量 3 共通鍵暗号 DES暗号、AES暗号 4/5 公開鍵暗号 RSA暗号 6 ハッシュ関数 SHA 7/8 認証 個人認証、メッセージ認証、ディジタル署名 9/10 鍵管理 鍵生成・配送・保管 11/12 暗号解読・評価 解読方式、評価尺度 13/14 暗号の応用 情報セキュリティ対策
- <成績評価方法及び水準>
- 最終試験の成績60点以上をもって合格とする。
- <教科書>
- 岡本栄司著 暗号理論入門(第2版) 共立出版
- <参考書>
- 今井秀樹ほか 情報セキュリティハンドブック 電子情報通信学会・オーム社
- <オフィスアワー>
- ・授業終了後講師控え室(高層棟1211)
・okamoto@risk.tsukuba.ac.jpに連絡してアポイントメント
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2009 Kogakuin University. All Rights Reserved. |
|