2009年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科

暗号理論(Cryptography)[3A14]

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2単位
岡本 栄司 非常勤講師

最終更新日 : 2011/02/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
情報セキュリティに関する基礎理論を習得し、それが実際にどう使われているかを学ぶ。 基礎理論では暗号と認証を中心とし、応用ではそれらを基盤としたセキュリティ対策を中心に講義する。

<授業計画及び準備学習>
1 情報セキュリティの必要性
 コンピュータに対する脅威と情報セキュリティの必要性
2 数学的準備
 初等整数論、情報量
3 共通鍵暗号
 DES暗号、AES暗号
4/5 公開鍵暗号
 RSA暗号
6 ハッシュ関数
 SHA
7/8 認証
 個人認証、メッセージ認証、ディジタル署名
9/10 鍵管理
 鍵生成・配送・保管
11/12 暗号解読・評価
 解読方式、評価尺度
13/14 暗号の応用
 情報セキュリティ対策

<成績評価方法及び水準>
最終試験の成績60点以上をもって合格とする。

<教科書>
岡本栄司著 暗号理論入門(第2版) 共立出版 

<参考書>
今井秀樹ほか 情報セキュリティハンドブック 電子情報通信学会・オーム社

<オフィスアワー>
・授業終了後講師控え室(高層棟1211)
・okamoto@risk.tsukuba.ac.jpに連絡してアポイントメント

 

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