2009年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科
情報倫理(Information Ethics)[3A13]
2単位 林 真理 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- この授業では、情報倫理学の立場から、情報にかかわる様々な倫理的問題を取り上げます。情報倫理学は、倫理学の応用分野の1つです。情報化社会、ネット社会において問題になる(であろう)ことと関係する、この分野における基本的な知識を身につけることが目標です。実際に起こったできごと、具体的な事例などをもとに考えていきます。さまざまな問題に関して、自分なりに考察し、意見をもてるようになることも大切です。
- <授業計画及び準備学習>
- 1. 情報化がもたらす様々な社会的問題
2. 倫理以前=常識・マナー・エチケット(1) 3. 倫理以前=常識・マナー・エチケット(2) 4. 個人情報・プライバシー情報の倫理(1) 5. 個人情報・プライバシー情報の倫理(2) 6. 監視社会という問題 7. バーチャルリアリティと倫理 8. ニューロエシックスの諸問題(1) 9. ニューロエシックスの諸問題(2) 10. 有害情報と社会 11. 情報と知的財産 12. 情報技術開発と倫理 13. 公共哲学と情報社会 14. まとめ
- <成績評価方法及び水準>
- 授業内レポート70点+まとめのレポート30点
- <教科書>
- なし。プリントを配布します。
- <参考書>
- 授業中に指示します。
- <オフィスアワー>
- 前期は月曜2限(10:40-12:10)、後期は木曜5限(16:20-17:50)。新宿キャンパス27F2774室
- <学生へのメッセージ>
- すばらしい技術であればあるほど、それが引き起こしかねない問題も重大なものになります。人間や社会に関する深い洞察を持ち、技術のすばらしさと問題点の両方を見きわめられる知性を身につけた社会人にとして巣立っていって欲しいと思います。
- <参考ホームページアドレス>
- http://intra.ns.kogakuin.ac.jp/~ft12153/
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2009 Kogakuin University. All Rights Reserved. |
|