2009年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科

情報処理概論及演習(Fundamental Information Processing and Exercise)[4130]

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3単位
山崎 浩之 講師  
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最終更新日 : 2011/02/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 前半はコンピュータリテラシーについて講義と演習を行う。情報処理の基礎的な概念や情報倫理について理解し,基本ソフトウェアと応用ソフトウェアの実践的演習を通して、コンピュータを身近な道具としてある程度まで使えるようになることをめざす。
 後半はプログラミングの基礎的な内容について講義と演習を行う。プログラミングにより実現できるコンピュータの活用方法について多くの例題を通じて学ぶ。与えられたプログラムの処理の流れを読み取り理解すること、やさしい問題をプログラミングにより処理できることを目標とする。

<授業計画及び準備学習>
前期
1. 授業のガイダンス、IDとパスワード、Windowsの基本操作、
  電子メールの利用
2. コンピュータのハードウェアとソフトウェア
3. 日本語入力の仕組みとワープロの基本操作
4. ワープロWordの各種機能と演習
5. 情報の検索と利用
6. 情報の検索と利用の演習
7. 表計算ソフトウェアの基本操作
8. 表計算ソフトウェアExcelの各種機能と演習 1
9. 表計算ソフトウェアExcelの各種機能と演習 2
10. プレゼンテーション
11. コンピュータネットワークとWebページ
12. Webページ制作の演習
13. 文書処理システムLaTeX 1
14. 文書処理システムLaTeX 2
15. 定期試験

後期
1. Excel VBAの基本操作、変数の種類
2. 四則演算と条件判断
3. 繰り返し処理
4. Subプロシージャ,Functionプロシージャ
5. 配列
6. ワークシート(セル)の利用
7. 課題演習
8. 再帰的アルゴリズムと迷路探索
9. 文字コード、文字列の処理と暗号
10. 文字列の処理と再帰
11. 構造体(ユーザ定義型)
12. 課題演習
13. モンテカルロ法による面積の計算
14. ソーティング(整列)
15. 定期試験

<成績評価方法及び水準>
定期試験(前期・後期)と提出課題・出席により評価する。
定期試験を片方しか受験しなかった者は受験放棄とみなし、成績評価点をつけない。

<教科書>
前期:「情報処理の基礎と演習 第2版」工学院大学情報基礎教育運営委員会、共立出版
後期:「Excel環境におけるVisualBasicプログラミング 第2版」加藤 潔 著、共立出版

<オフィスアワー>
新宿 A-1476 火-金 16:30〜18:30
メールでの対応も可(ct10634@ns.kogakuin.ac.jp)

<学生へのメッセージ>
教科書がないと課題演習に参加できません。必ず購入し持参してください。
 前期はいろいろなソフトウェアを紹介していきます。本学のコンピュータ環境を「ひと通り使えるようになった」と言えるよう、休まず出席してください。情報倫理はe-Learningシステムによる自習となります。前期末試験までに学習を完了してください。
 後期は主にプログラミングを扱うので、「理解できるまで考える・質問する」という姿勢で臨んでください。

 

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