2009年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科

数学II(Mathematics II)[3226]

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2単位
牧野 潔夫 教授  
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最終更新日 : 2011/02/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
初等関数の解析的な性質のうち積分に関する部分の理論を理解し、基礎的な計算ができるようにする。
複素数、複素平面を取り扱い関数の複素数での値を考える。また簡単な二変数関数の性質を理解する。

<授業計画及び準備学習>
1.複素数と複素平面
2.偏角と絶対値
3.Eulerの公式、複素平面(偏角、絶対値等)三角関数の複素数での値
4.指数関数による円分方程式の解法
5.不定積分の定義とその計算法
6.定積分の定義(n等分)とその計算。一次関数、二次関数、三次関数
7.微分積分学の基本定理
8.積分の各種計算(置換積分、部分積分、部分分数展開)
9.広義積分の定義とその例
10.二変数関数の定義と簡単な例。
11.変導関数とその計算。
12.全微分、高次変導関数。
13.二変数関数の極値の求め方。

<成績評価方法及び水準>
定期試験で60点以上合格。50-59点は講義の中に行うテストも加点する.
欠席は減点する。

<参考書>
前期と同様

<オフィスアワー>
講義の前後(27F数学研究室 2745)

<学生へのメッセージ>
数学の理解は演習問題を十分に行うことです。時間がかかりますが必ず例題を解くようにしましょう。

 

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