2009年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科

線形代数学(Linear Algebra)[1329]

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2単位
馬場 則男 教授  
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最終更新日 : 2011/02/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
線形代数学は、一般コンピュータ処理やCGにとって重要な基本数学の一つである。ここでは特に、行列とベクトル、および、その性質について理解する。重要な線形理論の考え方と便利さを理解し、できる限り具体的な計算を通じて、また応用事例を紹介して、それらの理解を深めるようにする。

<授業計画及び準備学習>
1.ベクトルの基礎と計算
2.行列の基礎と計算
3.逆行列の求め方
4.行列式の定義と性質
5.行列式の計算
6.連立1次方程式の種々の解き方1:逆行列、クラーメルの解法
7.連立1次方程式の種々の解き方2:掃き出し法、その他の解法
8.行列の階数と連立方程式
9.固有値、固有ベクトルとは、
10.固有値、固有ベクトルの求め方
11.線形理論の考え方と意義、
12.ベクトルの1次独立性、正規直交基
13.内積、グラム・シュミットの正規直交化法

<成績評価方法及び水準>
原則として定期試験で評価し、60点以上の者に単位を認める。ただし、60点に満たない者であっても、3週に1回程度行う小問題演習の解答内容が十分であると認められた場合には合格とすることがある。

<教科書>
未定

<オフィスアワー>
月曜日、前期3限、後期4限、これ以外でもその都度個別にメールで約束の上、対応可とする。
E−mail:ct83063@ns.kogakuin.ac.jp

 

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