2009年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科

環境と経済(Environment and Economy)[1130]

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2単位
貫 真英 非常勤講師

最終更新日 : 2011/02/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
この授業は環境経済学の授業である。環境問題と経済活動の関係が経済学においてどのように分析されているか概要を理解した上で、各自が自分なりの環境問題に対する新しい視点を持つことを目標とする。

<授業計画及び準備学習>
1. 授業のオリエンテーション
2. 経済学と環境
 2-1 環境問題とは何か
 2-2 環境と倫理
 2-3 経済成長・人口増加と環境
 2-4 持続可能な発展
3.環境悪化の原因
 3-1 市場の機能と「失敗」の理由
 3-2 政府の失敗
4.意志決定と環境
 4-1 費用便益の考え方
 4-2 自然に対する関心を評価づける
 4-3 不確実性
5.環境問題の例
 5-1 生物資源問題
 5-2 温暖化問題
 5-3 資源・リサイクル・廃棄物問題

<成績評価方法及び水準>
成績評価は以上の確認小テスト、宿題、ディスカッション、最終レポートを総合評価し、60点以上の者に単位を認める。詳しくは第一回目の授業で説明する。

<参考書>
R.K.ターナー/D.ピアス/I.ベイトマン『環境経済入門』東洋経済新報社, 2001年.
その他、授業時に適宜、紹介・指示する。

<オフィスアワー>
毎回授業の後1時間(いつでも連絡してください)。

<学生へのメッセージ>
基本的なことから教えるよう心がけます。生徒には、単に授業を聴講するのではなく、積極的に参加することを求めます。同時に、単に知識を吸収するだけでなく、吸収した知識を元に各自がオリジナルの視点やアイデアを持つようになることを求めます。

 

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