2009年度工学院大学 グローバルエンジニアリング学部機械創造工学科

エンジニアのための医学(Knowledge of Medicine for Engineers)[4E25]

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2単位
堀内 邦雄 准教授  
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古屋 興二 教授  
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最終更新日 : 2011/02/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 ヒトは生物体である限り疾病や老化は必至である.よって医療領域の産業は今後ますます発展する.近年医療における診断,治療の進歩は著しい.これは工学機器の発達なくしては成しえなかった.今後のさらなる発展にこの分野の果たす役割は必須である.また,高齢者社会を迎え単に疾病に対しての診療機器だけでなく介護機器の開発は急務である.本授業は,医療に貢献する医療機器を開発するのに必要な基礎医学と臨床医学を学び,何が求められているかを知ることを目的とする.具体的な到達目標 1.医療の現状を説明できるようにする.2.人体の基本的な解剖,生理を理解する.3.主な肺疾患,消化器疾患,循環器疾患,腎疾患,神経疾患を知り説明できるようにする.4.医療工学機器の現状を把握し,現在求められているものを概説できるようにする.
(JABEE学習・教育目標)
「国際工学プログラム」
(C)基礎工学・専門工学知識の習得:◎
JABEE基準1の(1)の知識・能力:(d)の(1)(2)a):◎(c):○

<授業計画及び準備学習>
1. ガイダンス、総説
2. 臨床工学
3. 人工腎臓
4. 分子生物学
5. 動脈硬化 検査測定機器
6. 血圧測定
7. 呼吸器・輸液ポンプ
8. 体温とエネルギー
9. 脳神経系
10.人工心臓
11.心臓内科
12.脳機能
13.医療器の電気安全
14.病院見学
15.学習成果の確認(レポート課題作成)

<成績評価方法及び水準>
各回の授業の最後に100点満点の小テストを行い、全部の平均点が60点以上のもに単位を認める.
ただし,1回目を除き、未提出は0点とする。
また、平均点が60点未満のものにはレポート提出を求め,内容が単位取得と同等とみなされた場合最終成績を60点とする.
「国際工学プログラム」の学習・教育目標(C)は、本科目およびこの目標に対応する卒業に必要な他の該当科目をすべて習得することにより達成される。

<教科書>
特に使用しない

<参考書>
図説・病気の成り立ちとからだ1、2:中野昭一編、医歯薬出版社
標準生理学:本郷利憲他編、医学書院    
         

<オフィスアワー>
新宿校舎:木曜日15:00〜16:00
八王子校舎:金曜日17:30〜18:30
質問は授業中にも受け付ける。

<学生へのメッセージ>
人の特性を理解して、斬新なアイデアの医療機器を開発して欲しい。

 

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