2009年度工学院大学 グローバルエンジニアリング学部機械創造工学科
創造工学II(Engineering of Creation II)[3A12]
2単位 畑村洋太郎 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 創造工学1(前期)で学んだ新しい技術の生み出し方を実践し,その過程を通じて創造の方法を学ぶ.具体的には前期の創造工学1(前期)で作り上げた課題解決のメカニズムの考え・設計案をもとに,実物を想定した模型の製作を行う.最後に各人の解決内容・制作した模型を発表・検討する.模型の製作を通じて加工についての“実感・体感”を獲得し,アウトプットする(人に伝える)ことで自分の考えを整理し,より明確に理解するという効果を狙う.
- <授業計画及び準備学習>
- [講義](創造工学1の続き)
失敗に学ぶ (1)失敗の必要性 (2)失敗を生かす (3)失敗の原因と結果 (4)失敗の必然性 (5)失敗知識の伝達 (6)失敗を生かす工夫 (7)まとめ
[課題試行] A.前期の課題を解決する模型の製作
- <成績評価方法及び水準>
- 随時授業で提出するレポート及び試作品により採点し,60点以上を合格とする.
試験は行わない.
- <教科書>
- 畑村洋太郎著:技術の創造と設計(岩波書店,2006)
- <参考書>
- (1) 畑村洋太郎編著:実際の設計――機械設計の考え方と方法(日刊工業新聞社,1988)
(2) 畑村洋太郎編,実際の設計研究会著:続・実際の設計――機械設計に必要な知識とデータ(日刊工業新聞社,1992) (3) 畑村洋太郎編,実際の設計研究会著:続々・実際の設計――失敗に学ぶ(日刊工業新聞社,1996) (4) 畑村洋太郎:NHK出版 DVD+BOOKだから失敗は起こる(日本放送出版会,2007) (5) 畑村洋太郎:みる わかる 伝える(講談社,2008年)
- <オフィスアワー>
- 授業の前後に教室で
- <学生へのメッセージ>
- ゼロからものを作ると楽しいぞ
- <参考ホームページアドレス>
- 畑村創造工学研究所 http://www.sozogaku.com/,畑村創造工学研究所 http://www.sozogaku.com/,実際の設計研究会http://jissai.sakura.ne.jp/
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