2009年度工学院大学 グローバルエンジニアリング学部機械創造工学科
△近代科学の成立(Origin of Modern Sciences)[4C12]
2単位 林 真理 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 私たちがよく知っている科学=理科が、いつごろどのようにして成立したのかということを学びます。単に科学者の努力のみによってではなく、その時代の社会や思想と密接に関連して科学が成立していることが特に重要です。また、そういった歴史的な知識を通じて、現代科学のあり方を考え直すことも授業のねらいになります。
科学とは何かについての基本的な見方、考え方を理解すること、科学史上の重要な事項について理解することが目標です。
- <授業計画及び準備学習>
- 1. 歴史的な視点と科学
2. 科学とは何だろうか? 3. 科学と疑似科学 4. 科学的方法とは何か? 5. 古代ギリシアにおける科学の成立(1) 6. 古代ギリシアにおける科学の成立(2) 7. 古代ギリシアにおける科学の成立(3) 8. 古代ギリシアにおける科学の成立(4) 9. 近代西欧における科学の成立(1) 10. 近代西欧における科学の成立(2) 11. 近代西欧における科学の成立(3) 12. 近代西欧における科学の成立(4) 13. 諸科学の成立(1) 14. 諸科学の成立(2) 15. 定期試験
- <成績評価方法及び水準>
- 学期末試験、授業中の小テスト、レポートで総合的に判定します。レポートの課題と試験の方法、総合的評価の基準については最初の授業(科目登録もあります)で説明します。
試験(試験期間中実施、持込可)70点。 レポート(最後の授業までに林に直接提出)30点。
- <教科書>
- なし。プリントを配布します。
- <参考書>
- 授業中に指示します。
- <オフィスアワー>
- 前期は月曜2限(10:40-12:10)、後期は木曜5限(16:20-17:50)。新宿キャンパス27F2774室。
- <学生へのメッセージ>
- 今日、あらためて歴史を振り返って現代の科学技術の位置を確認する作業は重要になってきています。「持続型社会を支える科学技術を目指す」大学を卒業して、将来科学技術に関わる職業に就く人が一度はしっかりと学んで欲しい内容です。ちなみにカッコ内の言葉は、工学院大学の理念目標です。
- <参考ホームページアドレス>
- http://intra.ns.kogakuin.ac.jp/~ft12153/
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