2009年度工学院大学 グローバルエンジニアリング学部機械創造工学科
△Engineering Design and Machining D[5175]
1単位 我妻 隆夫 特別専任教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- ものづくりを行う上で必須となるプロセスとマネジメントを理解する.すなわちユーザーが必要とする仕様の分析,デザイン目標の設定と課題の抽出およびデザイン計画,コンセプトデザインとその評価・検証,詳細デザイン,プロトタイプによるデザイン妥当性の検証,商品としての評価,商品化のそれぞれのプロセスにおいて実施すべきエンジニアリングとその手法,ものづくりプロセスにおけるマネジメント,創造チームに係るチームダイナミックスなどの基本的な事項について学ぶとともに模擬演習による体験を通して機械系技術者として適切に実践できるようその基礎固めをすることを目標とする.
E.D.M. 1〜3の後続科目であり,またECP1B、ECP2科目履修などと密接な関係があり,基礎知識を習得するため本科目を選択することが望ましい。
(JABEE学習・教育目標) 「国際工学プログラム」 (D)創造力の習得:○,(F)デザイン能力とマネジメント能力の習得:◎ JABEE基準1の(1)の知識・能力:(d)の(1) (d)の(2)c)d) (e)(g)(h):◎ (f):○ E.D.M. 1〜3の後続科目であり、またECP1B、ECP2科目履修などと密接な関係があり、基礎知識を習得するため本科目を選択することが望ましい。 モノを創案し実行するためのプロセスの基礎知識を習得し、機械系技術者として適切に実践できるようにその基礎固めをすることを目標とする。 必要な場合にその都度演習を行う。 (JABEE学習・教育目標) 「国際工学プログラム」 (D)創造力の習得:○、(F)デザイン能力とマネジメント能力の習得:◎ JABEE基準1の(1)の知識・能力:(d)の(1) (d)の(2)c)d) (e)(g)(h):◎ (f):○
- <授業計画及び準備学習>
- (1) 本授業の目的の理解
(2) エンジニアリングデザインのプロセス (3) 利用者ニーズの分析とデザイン目標の設定および課題の抽出(1) (4) 利用者ニーズの分析とデザイン目標の設定および課題の抽出(2),デザイン計画 (5) (3),(4)の模擬演習 (6) コンセプトデザイン/デザイン仕様の設定 (7) コンセプトデザインの評価および技術課題の検証 (8) (6)(7)の模擬演習 (9) 詳細デザインと製作仕様の決定 (10) プロトタイプによるデザイン妥当性の検証 (11) (9)(10)の模擬演習 (12) 商品としての評価と商品化 (13) マネジメントとチームダイナミクス (14) (12)(13)の模擬演習 (15) 期末試験
- <成績評価方法及び水準>
- 演習課題 各25点×4=100点,期末試験 100点として,両者の合計の1/2の点数が60点以上を合格とする。
- <教科書>
- 第1回授業時に紹介する.
- <オフィスアワー>
- 新宿:授業終了後
八王子犬目校舎2-208室在室時はいつでも
- <学生へのメッセージ>
- ものづくりのためのエンジニアリングは製作図面を書く前までの検討や作業が全てと言っても過言ではありません.本授業を通じ,創造的プロジェクトを進める上で必要となる基本的事項や知識を体系的に習得し,夢のある商品を世に送り出すための基礎を築いてください.
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2009 Kogakuin University. All Rights Reserved. |
|