2009年度工学院大学 グローバルエンジニアリング学部機械創造工学科
△Engineering Design and Mach ining B[6210]
1単位 山名 徹 特任教授 [ 教員業績 JP EN ] 塩見 誠規 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 「モノづくり」の基準となる製図法を習得し、設計力と読図力の基礎を身に付ける。
1.E.D.M.Aに続き、立体の投影図を通じて空間的、立体的観念を養成する。 2.機械要素と製図の基礎および表示ルールを習得する。 3.手書き製図の演習により基礎的な製図技術を身につけ、製品を図面で表現する能力を養成する。 4.図面から製品の立体スケッチ(ポンチ絵)を作図し、読図能力と立体構成能力を養成する。
(JABEE学習・教育目標) 「国際工学プログラム」(C)○ (D)○ (F)◎ JABBE基準1の1 d-1○ d-2○ b) d) e)◎
- <授業計画及び準備学習>
- 授業毎前半を機械要素・図面表記法等の講義を行い、後半に製図演習を行う。
1.ガイダンス、図面の機能、規格、様式 2.機械要素や製品の実物試料観察と図面対比 3.寸法表示(1) 4.寸法表示(2) 5.公差 6.はめあい 7.表面性状 8.ねじの図面 9.歯車の図面 10.バネ、軸受けの図面 11.溶接、材料 12.技術者倫理 13.3D CADの導入、 14.学習成果の確認(1)最終製図課題 15.学習成果の確認(2)最終製図課題
- <成績評価方法及び水準>
- 授業中の演習、出席状況、最終製図課題、技術者倫理のレポートで評価し、60点以上を合格とする。
- <教科書>
- Engineering Design and Machining B (E.D.M.B) (製本テキスト)
- <参考書>
- JISにもとづく標準機械製図集:大柳、蓮見共著(理工学社)
工学基礎 図学と製図:磯田、鈴木共著(サイエンス社) 機械製図マニュアル:日本規格協会
- <オフィスアワー>
- 金曜日5時限、土曜日1時限、これ以外に在室時いつでも可(八王子犬目校舎2-110室)
- <学生へのメッセージ>
- 図面は、エンジニアにとって「モノづくり」世界共通の表現法です。
CADの進歩普及により作図の効率化は進みましたが、鉛筆で自分の頭の中(企画構想)を見える化(図面化)できる事が設計の基礎です。製図のルールを習得し、立体を平面図に、また平面図から立体形状をイメージできる力を身につけて、エンジニアにとって最大の喜びである「無から有を生み出す」表現法を学んでください。
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