2009年度工学院大学 グローバルエンジニアリング学部機械創造工学科
○数学II(Mathematics II)[5318]
2単位 堂前 和宏 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
この授業では、主として2変数関数の微積分について解説します。 達成目標は以下の通りです。 (1) 広義積分を定義に基づいて計算できるようにする。 (2) 偏導関数を計算できるようにする。 (3) 合成関数の微分法を身につける。 (4) 2変数関数の極値とは何かを理解し、それを求められるようにする。 (5) 2重積分を累次積分に直して計算できるようにする。 (6) 変数変換公式を活用して2重積分を計算できるようにする。
(JABEE 学習・教育目標) 「国際工学プログラム」:C−1◎
(前提となる基礎知識と習得後の展開) 数学Iで1変数関数の微積分を学習していることが前提となります。 習得後は数学演習III、数学IV、数学演習IVで扱うより高度な解析学の学習へつながります。
- <授業計画及び準備学習>
1.広義積分
2.2変数関数の極限と連続性
3.偏導関数
4.合成関数の微分法
5.2変数関数の極値(その1)
6.2変数関数の極値(その2)
7.陰関数
8.総合演習
9.学習成果の確認(中間試験)
10.2重積分と累次積分
11.積分順序の交換
12.変数変換公式(その1)
13.変数変換公式(その2)
14.変数変換公式(その3)
15.学習成果の確認(期末試験)
- <成績評価方法及び水準>
中間試験と期末試験を50%ずつで評価し、60点以上の者を合格とします。
「国際工学プログラム」の学習・教育目標C−1は、上記の評価基準を満たせば、達成されます。
- <教科書>
数学Iと同じ
- <オフィスアワー>
土曜日の13時から14時(八王子校舎1号館313号室)
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