2009年度工学院大学 グローバルエンジニアリング学部機械創造工学科

日本語表現演習I(Japanese Proficiency I)[2126]

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1単位
佐藤 雅明 非常勤講師
村井 康真 非常勤講師

最終更新日 : 2011/02/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 グローバルな活動をするときには、アイデンティティとコミュニケーションが最も大切である。良好なコミュニケーションは世界の共通語となっている英語の語彙の量ではなく、日本語を適切に正しく表現できる能力に依存している。また、国際的な舞台では、最も優れた日本文化の理解者であり発信者であることが期待されている。
 本演習では、情報や意見を正しく受け取り、適切に発信するために必要な日本語の表現技術を修得する。さらに、日本の文化を理解し楽しむことも重要な課題としている。
 常用漢字を使い、簡潔で論理的な文章を作成し、社会との適切なコミュニケーションが維持できることを目標としている。
(JABEE 学習・教育目標)
「国際工学プログラム」:E コミュニケーション能力と国際感覚の習得◎

<授業計画及び準備学習>
1.ガイダンス、ショートスピーチの基本、確認テスト
2.ショートスピーチ演習(1)
3.ショートスピーチ演習(2)
4.文章の基本
5.文章の構成
6.論理的な文章(1)
7.論理的な文章(2)
8.日本の文化を味わう、課題文章の作成(1)
9.文章の要約とポイント
10.意見・主張のための文章
11.正しく伝えるための文章
12.日常の文章(1)
13.日常の文章(2)
14.日本の文化を味わう、課題文章の作成(2)
15.学習成果の確認(レポート課題作成)

<成績評価方法及び水準>
演習の課題作成(100%)で評価し、合計で60点以上を合格とする。

<教科書>
教科書は指定しない。ただし、第1回演習でテキストを配付する。

<参考書>
木下是雄『理科系の作文技術』中公新書、1981
中島利勝、塚本真也『知的な科学・技術文章の書き方』コロナ社、2006
その他は演習で紹介する。

<オフィスアワー>
火曜日。演習終了後教室。

<学生へのメッセージ>
 文章の表現技術を修得することで、研究レポートや論文作成のときの基礎力になります。論理的な文章や会話は世界共通です。さらに、日本語の奥深さ楽しさを味わいましょう。

 

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