2009年度工学院大学 第1部建築都市デザイン学科

建築都市デザインIII(Design Studio in Architecture and Urbanism III)[5A74]

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2単位
倉田 直道 教授  
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高谷 時彦 非常勤講師
松下 希和 非常勤講師
中村  勉 特別専任教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2011/02/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
都市デザインと建築を融合した設計課題にグループで取り組む。地区のスケールで、まちづくりの課題への理解を深めるとともに、地区の将来像とルールづくり、将来像を実現するためのパイロットプロジェクトとしての建築や公共空間のデザインなど、都市デザインから建築や公共空間のデザインまで、一貫した流れの中で総合的かつ専門的な技能の習得を目指す。都市に対する洞察力と問題意識を高め、都市スケールでの空間認識と空間構成力を養成する。幅広く都市問題を考察し、都市計画・アーバンデザイン・ランドスケープデザインなどについても考究する。多機能施設のプログラミング、空間のゾーニング、複合建築の内外空間のデザイン、構造、設備、その他の機構との融合、ランドスケープデザイン・アーバンデザイン的配慮等、グループによる協働の設計作業を通じて学ぶ。

<授業計画及び準備学習>
別紙学科で発行する「2009年度・建築設計課題および案内」に詳しく提示される。
以下のプロセスを踏みながら、グループによる設計とする。
1)地区の現況調査と分析・評価
2)地区の将来像と都市デザイン・ルールの検討
3)パイロットプロジェクトの敷地の選定と分析
4)提案プロジェクトのコンセプトとプログラムの検討
5)プロジェクトの設計

<成績評価方法及び水準>
隔週で求められる提出物の内容、発表能力と出席状況を加味し、最終提出課題にて評価する。

<教科書>
「まちづくりデザインのプロセス」日本建築学会編・倉田・野澤他共著(日本建築学会)

<オフィスアワー>
月〜木 10:00-18:00 それ以外でもメールで約束の上。対応可。
E-mail:kurata@cc.kogakuin.ac.jp

<学生へのメッセージ>
学部最後の設計科目であり、卒業設計にはいる直前の学部における総括的な演習科目として位置づけている。将来設計や計画を志す学生の受講を期待している。
実社会における設計作業のように、チームを組んでのグループ作業であるため、各自の役割分担による協働作業の進め方を身に付けるとともに、協調性が向上することになるだろう。

 

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