2009年度工学院大学 第1部建築都市デザイン学科

都市デザイン史(History of Urban Design)[2A09]

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2単位
遠藤 新 准教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2011/02/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
地球規模での環境悪化、少子高齢化、経済格差の拡大、成長経済から成熟経済、といった大きな社会変化の中で、都市デザインが果たす役割とは何か。古今東西の都市形成の歴史を振り返り、そこに見られる都市デザインの手法や考え方を明らかにする。そこから様々なヒントをもらい、都市デザインの役割を考える。

<授業計画及び準備学習>
第1回 オリエンテーション:授業の進め方、都市デザイン史の概観
第2回 古代ヨーロッパ都市の形成:
    ・古代アテネ、古代ギリシャ都市の計画等
第3回 その他の古代都市の形成:
    ・オリエント、エジプト、中国、日本等
第4回 中世ヨーロッパ都市の形成
第5回 近世ヨーロッパ都市の形成:
    ・ルネサンス都市の計画、バロック都市の計画、等
第6回 ヨーロッパ都市の近代化:
    ・工業都市、ゾーニングの誕生、等
第7回 中世・近世における日本都市
第8回 前半まとめ・◎小テスト
第9回 日本都市の近代化:
    ・江戸都市から明治都市へ、近代都市計画の誕生等
第10回 ニュータウンの計画
第11回 都心の再構築:
    ・歩行者空間の計画、バリアフリーデザイン等
第12回 ニューアーバニズムのデザイン
第13回 持続可能な都市へ:
    ・sustainable city, compact city, world city, creative city等
第14回 最近の話題・総評・期末試験に向けて

<成績評価方法及び水準>
期末試験70%、小テスト30%
二つの合計が60点以上で合格

<教科書>
授業時間中に適宜紹介する。
授業は配布プリントの内容に沿って進める。
(キューポートにて配信予定)

<参考書>
授業時間中に適宜紹介する。

<オフィスアワー>
原則として、火曜日の2限
その他時間の面談を希望する学生は遠藤までメール等で連絡ください。

 

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