2009年度工学院大学 第1部建築学科 環境建築コース

室内環境計画(Planning of Indoor Environment)[5C19]

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2単位
宇田川 光弘 教授  
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最終更新日 : 2011/02/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
快適で健康な建築を最小のエネルギーで実現することは建築にとっての重要課題である。この授業では,この重要課題に対して適切な建築環境計画を行うために必要な環境工学的手法について講義を行う。授業計画に示した各項目について用語、適用方法、計算・評価方法について理解することを目標とする。

<授業計画及び準備学習>
1. 建築・環境・エネルギー  快適室内環境と建築エネルギーシステムについての概論
2. 室内環境の設計目標(1)  室内温熱環境要素、人体の熱平衡モデル、温熱環境指標(PMVとET*
3. 室内環境の設計目標(2) 室内の空気環境、必要換気量
4. 熱環境計画(1) 建築外皮の熱性能(外壁、屋根)
5. 熱環境計画(2) 建築外皮の熱性能(窓)
6. 熱環境計画(3) 冬季の熱環境計画(高断熱建築)
7. 熱環境計画(4) 夏季の熱環境計画(日射の遮蔽)
8. 熱環境計画(5) 昼光の利用と熱環境
9. 空気環境計画(1) 換気の目的と方法 気密と換気
10. 空気環境計画(2) 自然換気の原理
11. 空気環境計画(3) 機械換気の原理
12. 空気環境計画(4) 換気・通風の計画
13. 総合的な環境計画(1) 空調設備と熱・空気環境  温度と湿度の制御、除湿と加湿
14. 総合的な環境計画(2) 建築設備一体化空調システム 
15. 学習成果の確認(試験)

<成績評価方法及び水準>
レポート・演習問題などの課題提出50%、定期試験の結果50%として評価する。

<教科書>
「シリーズ建築工学5 建築環境工学 −熱環境と空気環境−」 宇田川、秋元、近藤、長井(朝倉書店) (最初の授業で指示する。)

<参考書>
「最新建築環境工学」田中、武田、岩田、土屋、寺尾共著(井上書院)
「最新建築設備工学」田中、宇田川ほか共著(井上書院)

<オフィスアワー>
水曜日 2他随時
e-mail: udagawa@cc.kogakuin.ac.jp

<参考ホームページアドレス>
http://ees.arch.kogakuin.ac.jp

 

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