2009年度工学院大学 第1部建築学科 環境建築コース
△運動・スポーツ総論(General Studies of Exercises and Sports)[4C14]
2単位 土肥 啓一郎 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 高齢化社会に伴う生活習慣病の増加や、心の豊かさや触れ合いを求める余暇の重要性等、今この時代において健康と運動・スポーツの関わりあいについて知識を深めることは重要であると考えられる。本講義では現代社会におけるスポーツの意義を考察し、安全で効果的な運動の実践方法や栄養摂取及びストレスマネジメント等について説明する。これらの授業で習得した内容を学生生活さらに生涯にわたってスポーツに親しみ心身共に健康で充実した生き方を考えるために活用していただきたい。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.ガイダンス(本講義の目標と授業概略および評価方法等について)
2.生活習慣病と運動療法、メタボリックシンドローム 3.現代社会とスポーツ、生涯スポーツ、QOL(Quality of Life) 4.人体の構造と機能(1)骨格系・筋肉系・神経系 5.人体の構造と機能(2)呼吸循環系・免疫系 6.運動の科学、トレーニングの原則、課題レポートの説明 7.運動処方、身体運動の効果 8.運動と栄養(1) 栄養素、食事のバランス 9.運動と栄養(2) スポーツパフォーマンスと栄養摂取法 10.スポーツ障害と応急手当、心肺蘇生法・AED使用法 11.オリンピック(1) 平和の祭典・フェアプレイとは 12.オリンピック(2) スポーツフォアオール(Sports for All) パラリンピック・スペシャルオリンピック 13. スポーツと心の健康 14. 本講義のまとめ
- <成績評価方法及び水準>
- 原則として学期末試験(50点)と課題レポート(30点)および授業中の小レポート(20点)を合算して総合成績評価に反映させる。60点以上で合格とする。授業に対する姿勢(意欲的な授業態度やディスカッションへの参加等)を加味する。
- <参考書>
- 「大学生の健康・スポーツ科学」大学生の健康・スポーツ科学研究会編 道和書院
「イラスト運動生理学」朝山正己、彼末一之、三木健寿編著 東京教学社 「入門運動生理学」勝田 茂編著 杏林書院 講義資料(プリント)を随時配布する。
- <オフィスアワー>
- 新宿校舎27階保健体育科事務室(2712)に連絡または来室してください。TEL 03-3340-2443
木曜日11時30分から12時30分頃まで。
- <学生へのメッセージ>
- 今日スポーツは私たちの暮らしや文化に浸透しており、本講義内容は日常生活に深く関連しています(レジャー、疲労、食事、ストレス等)。学生自身の経験や感じたことをクラスで分け合い情報交換できる機会を多く持ちたいと思います。学生の積極的な授業参加を期待しています。
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