2009年度工学院大学 第1部建築学科 環境建築コース
給排水衛生設備(Practical Plumbing System in Building)[3A16]
2単位 村田 博道 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 建築技術者として最低限知っておきたい給排水衛生設備技術に関し、設備の構成、機器の役割、方式の考え方などの基礎知識を得る。また、設備技術者にとっては、システムの計画、機具の選定、さらに配管径の決定など設計計画に役立つ実務的知識を習得する。
- <授業計画及び準備学習>
- 1 給排水衛生設備の概要、給排水衛生設備の目的と構成、基本原則、水の用途と水質
2 給水量と給水圧力、給水方式、機器容量の決定、配管方式 3 配管径の決定、圧力と高さ、瞬時負荷の算定、 4 配管径演習、給水設備関係機器および材料、給湯設備の基礎知識、給湯方式 5 給湯量の算定、熱源機器、給湯配管の設計、安全装置、太陽熱給湯方式 6 排水通気設備 排水管内の排水の流れ、トラップの種類と役割、破封原因、通気管の役割と方式 7 排水通気設備関連機器・材料、機器容量の決定、排水通気管径の決定 8 機器容量・排水通気管径の決定演習 9 雨水排水、雨水管径の決定、衛生器具設備の種類 10 雨水処理・再利用設備、浄化槽、排水処理設備、再利用設備、雨水利用設備 11 消火設備、各種消火設備の種類と概要、機器容量・管径などの決定 12 ガス設備、特殊設備 13 排水衛生設備の計画の進め方、設備関係所室、設置スペース
- <成績評価方法及び水準>
- 成績は基礎知識力ならびに理解度と応用力により評価する。期末試験で成績を決定し60点以上の者に単位を認める。
- <教科書>
- 空気調和・衛生工学会編:給排水衛生設備計画設計の実務の知識、オーム社
- <オフィスアワー>
- 毎回の授業終了後の時間
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