2009年度工学院大学 第1部建築学科 建築学コース

建築設計IV(Architectural Design IV)[3C25]

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2単位
木下 庸子 教授  
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地引 重巳 非常勤講師
J.ランビアーシ 非常勤講師
中村  勉 特別専任教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2011/02/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
設計課題:「都市居住」
 現代の都市には様々な住民が、それぞれに特異なスタイルで居住している。サラリーマンの一般的な家族から、単身者、高齢者や外国人、更には短期滞在のビジネスマンなど。これらの都市住民が集まって住み、そこでコミュニティを形成して行くためにはこれまでのnLDK型の家族用住まいの形式だけでなく、それぞれのニーズに即した住居形式が必要である。また都市の機能も今までのような郊外の住宅地から都心への通勤通学移動という一方的な機能分類ではなく、さまざまな都市機能が渾然一体となった新しい都市機能の在り方が求められている。この課題では学生それぞれが現代の都市と住宅の在り方からテーマを探り、それをヒントに新しい都市居住像の提案に至ることを目的としている。

<授業計画及び準備学習>
1. 第一課題出題、グループ分け
2. 事例研究発表
3. ピンナッププレゼンテーション
4. ピンナッププレゼンテーション
5. 第一課題提出発表/第二課題出題
6. 第二課題選択敷地発表
7. エスキスチェック
8. エスキスチェック
9. ピンナッププレゼンテーション
10.中間発表会
11.エスキスチェック
12.エスキスチェック
13.第二課題提出発表
14.講評会

第一課題(グループ設計)
特定の地区(敷地未定)についてサーベイし、そこに集まる人々のための理想的な都市居住施設を提案する。提案の中には住宅以外の都市施設が含まれていることを条件とする。居住部分についてはその詳細とリアリティを検討するため図面等は50分の1の詳細図を要求する。

第二課題(個別設計)
敷地はフリーとする。第一課題で取り組んだテーマをベースにそれぞれの学生が独自でそれを展開させる。新たに選定する敷地はテーマを鮮鋭化させるために十分なリサーチを必要とする。提案は居住施設であることを基本とする。第一課題同様居住部分については50分の1の詳細図を要求する。

<成績評価方法及び水準>
途中のプロセスや発表内容を加味しながら、総合的に評価する。

<オフィスアワー>
特に定めないが、前もって連絡をもらえれば随時対応する。

 

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