2009年度工学院大学 第1部建築学科 建築学コース

公共建築計画(Theory of Public Architecture)[2B20]

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2単位
長澤  泰 教授  
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最終更新日 : 2011/02/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
建築・建築学・建築計画学について、理解することから始めて、われわれの毎日の生活で利用している公共的な施設について、その意味を考える。まず、建築計画学の観点から現代の施設の計画論を学び、そして公共施設の代表、病院を例としてその変遷を歴史的な視点から学習した後、その問題点と今後の方向性について学習し体得する。

<授業計画及び準備学習>
1. 建築・建築学
2. 建築計画学
3. 住居と施設
4. 建築とは
5. 住宅と施設
6. 機能主義
7. 形態主義
8. 建築のライフサイクル−着想から設計まで
9. 建築のライフサイクル−発注から廃棄まで
10. 病院―全体計画
11. 病院―動線・搬送計画
12. 病院―増改築計画
13. 病院―診療環境
14. 病院―療養環境
15. 学習成果の確認(試験)

<成績評価方法及び水準>
講義の出席の状況と毎回の課題を20%で評価、レポートならびに期末テストの結果を80%で評価した後に総合して最終評価を行なう。 60点以上を合格とする。

<教科書>
「建築計画」(市ヶ谷出版)

<参考書>
「建築学大百科事典」(朝倉書店)
「環境と空間」「環境と行動」「環境とデザイン」(朝倉書店)
「建築地理学」(東大出版会)
「バリアフリーの生活環境論」(医歯学薬出版)
「建築設計資料集成[総合編]」(丸善)
「新建築学大系」(彰国社)
「スペース・デザイン・シリーズ」(新日本法規出版)
「DA建築図集」日本建築家協会編 (彰国社)

<オフィスアワー>
講義時間前後

<学生へのメッセージ>
建築計画学はさまざまな建築を利用者の視点から、「使いやすさ」と「使い心地のよさ」を探求する学問です。実際の設計の基礎となる多くの考え方を含んでいますので、学生のうちにしっかりとその考え方を身につけてください。

 

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