2009年度工学院大学 第1部建築学科 建築学コース
○Basic Writing Skills II[4271]
1単位 菅野 智城 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- この授業では、学生の英語運用能力を4技能(listening・speaking・reading・writing)すべての側面から、総合的に英語コミュニケーション能力を伸ばすことを目標としている。授業では、主として英語を書く活動に重点をおき、BRW I で習得したライティングスキルを強化しながら、それを発展させ、描写文や説明文、論証文などのスタイルの文章が書けるようにする。さらに、パラグラフ・ライティングの構成法を確実に習得し、実践的なライティング・コミュニケーション能力の養成を目指す。
- <授業計画及び準備学習>
- 後期は、前期の内容をもとにして、客観的視点による論述に意識を向け、introductionからconclusionへと論理的に導かれた英文を書くトレーニングを行う。テキストは1回の授業で1章の進度を目安とし、それぞれのトピックに焦点を当てながら進めていく。ライティングの題材は、主として身近なものから時事的なものまでを扱う。また必要に応じて別途プリントを使用する場合もある。
第1回 Introduction 第2回〜第7回 Chapter 10: 定義 Chapter 11: 過程 Chapter 12: 問題解決策 Chapter 13: 理由 Chapter 14: 時間的順序 第8回 中間試験 第9回〜第14回 Chapter 15: 空間的配列 Chapter 16: 意見 Chapter 17: 類推 Chapter 18: エッセイ(1) Chapter 19: エッセイ(2) Chapter 20: 要約 および追加記事 第15回 期末試験 *随時変更が加わる予定、 *進度状況により、扱う単元に変更が生じる場合もある
- <成績評価方法及び水準>
- 授業毎のライティング課題を50%、期末試験を50%として総合的に評価し、60点以上の者を合格とする。なお、欠席回数が5回に達した者は単位取得の資格を失う。また遅刻の回数が3回に達するごとに1回の欠席とする。
- <教科書>
- Writing Techniques for College Students,山村三郎,兼頭満里子,小島章子著(金星堂,2007),¥1900+税
- <オフィスアワー>
- 木曜日:12:30-13:00
- <学生へのメッセージ>
- まとまった内容の英文を書くには、トピックのアイディア、ロジック、文体など、様々な点で労力を必要とします。しかしそれらの訓練を積むことで、日本語と英語の論理の違いが見えてくるはずです。授業には必ず辞書(英和でも和英でも可です)を持参するようにしてください。
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