2009年度工学院大学 第1部建築学科 建築学コース

ベクトル解析(Vector Analysis)[3563]

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2単位
北原 清志 准教授  
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最終更新日 : 2011/02/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 ベクトル解析は力学,電磁気学,流体力学など様々な分野で非常に有用な道具として使われており,ベクトル値関数の微分積分,曲線や曲面など,大学一年で学習した内容の総合的な応用という側面を持っている。ここでは様々な公式の意味を理解することを目標にする。

<授業計画及び準備学習>
1. ベクトルの復習
2. ベクトル積とスカラー3重積
3. ベクトルの微分と積分
4. 2重積分の復習(1)
5. 2重積分の復習(2)
6. 空間曲線
7. 曲面
8. スカラー場の勾配
9. ベクトル場の発散
10. ベクトル場の回転
11. 勾配,発散,回転に関する諸公式
12. スカラー場とベクトル場の積分
13. ガウスの発散定理
14. 定期試験

<成績評価方法及び水準>
定期試験の結果が60点以上を合格とする.

<教科書>
基礎解析学コース 「ベクトル解析」 矢野健太郎・石原繁 共著(裳華房)

<参考書>
「Advanced ベクトル解析」 立花俊一・勝野恵子 他著(共立出版)

<オフィスアワー>
木曜日 12:30〜13:30 それ以外でもメールで約束の上,対応可。

<学生へのメッセージ>
ベクトル解析は偏微分と重積分の基礎の上に成り立っているので,一年生の数学IIの内容を十分に理解していることが必須である。また行列式の計算方法,ベクトルの内積・外積なども知っていなければならない。

 

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