2009年度工学院大学 第1部建築学科 建築学コース
ベクトル解析(Vector Analysis)[3563]
2単位 北原 清志 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- ベクトル解析は力学,電磁気学,流体力学など様々な分野で非常に有用な道具として使われており,ベクトル値関数の微分積分,曲線や曲面など,大学一年で学習した内容の総合的な応用という側面を持っている。ここでは様々な公式の意味を理解することを目標にする。
- <授業計画及び準備学習>
- 1. ベクトルの復習
2. ベクトル積とスカラー3重積 3. ベクトルの微分と積分 4. 2重積分の復習(1) 5. 2重積分の復習(2) 6. 空間曲線 7. 曲面 8. スカラー場の勾配 9. ベクトル場の発散 10. ベクトル場の回転 11. 勾配,発散,回転に関する諸公式 12. スカラー場とベクトル場の積分 13. ガウスの発散定理 14. 定期試験
- <成績評価方法及び水準>
- 定期試験の結果が60点以上を合格とする.
- <教科書>
- 基礎解析学コース 「ベクトル解析」 矢野健太郎・石原繁 共著(裳華房)
- <参考書>
- 「Advanced ベクトル解析」 立花俊一・勝野恵子 他著(共立出版)
- <オフィスアワー>
- 木曜日 12:30〜13:30 それ以外でもメールで約束の上,対応可。
- <学生へのメッセージ>
- ベクトル解析は偏微分と重積分の基礎の上に成り立っているので,一年生の数学IIの内容を十分に理解していることが必須である。また行列式の計算方法,ベクトルの内積・外積なども知っていなければならない。
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