2009年度工学院大学 第1部建築学科 建築学コース
○都市計画(City Planning)[2459]
2単位 村上 正浩 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 都市とは何か、都市計画とはどのようなものか、その概要、枠組みなどを、実践事例を交えながら学んでいく。具体的な達成目標は下記の3点が挙げられる。
(1)都市および都市計画とはどのようなものであるかを理解する (2)都市計画の実践事例や都市計画論を読みとることができる (3)都市計画の立案・実現のプロセスを理解する
- <授業計画及び準備学習>
- 1.ガイダンス(授業計画、試験・レポート課題の説明など)
2.都市論、都市問題 3.都市計画論(その1) 4.都市計画論(その2) 5.都市計画論(その3) 6.都市の景観設計(その1) 7.都市の景観設計(その2) 8.欧米諸国の計画制度 9.都市の防災計画 10.都市交通計画 11.都市計画制度(その1) 12.都市計画制度(その2) 13.都市計画制度(その3) 14.都市計画制度(その4) 15.学習成果の確認(試験)
- <成績評価方法及び水準>
- 2つのレポート課題と定期試験を総合的に評価し、60点以上の者に単位を認める。なお良いレポートとは独自の考え方が表れているものである。
レポート課題(1) 10点 ・現在の生活の中でどんな都市問題に興味があるか? ・それを解消するにはどのような対策が有効か(提案でもよい)? 上記をA4レポート用紙1枚程度にまとめて提出。ワープロソフトを使って作成。
レポート課題(2) 20点 ・あなたが住む市・区の都市計画マスタープランを入手し、あなたの視点から評価しなさい(よいと思うところ、変更した方がいいと思うところなど) ・あなたが住む市・区の都市計画図を入手し、あなたが住む場所にどのような地域地区制度が指定されているかを調べなさい 上記をA4レポート用紙2枚程度にまとめて提出。ワープロソフトを使って作成。
- <教科書>
- 「都市計画」、川上光彦(森北出版株式会社)
- <参考書>
- 「初学者のための都市工学入門」、高見沢実著(鹿島出版社)
「都市の計画と設計」、小島勝衛監修(共立出版株式会社) 「住環境 評価方法と理論」、浅見泰司編(東京大学出版会) 「新建築学シリーズ10 都市計画」、中村洋監修/萩島哲編(朝倉出版) 「都市計画第3版」、日笠端、日端康雄(共立出版株式会社) 「都市計画教科書第3版」、都市計画教育研究会(彰国社) 「改訂版イラストレーション都市計画法」、高木任之(学芸出版社) 「改訂版イラストレーション建築基準法」、高木任之(学芸出版社) 「新都市計画総論」、佐藤圭二・杉野尚夫共著(鹿島出版会) 他、講義の中で適宜紹介する。
- <オフィスアワー>
- 講義終了後30分程度、3号館3階3301号室(建築系教員控室)にて対応する。それ以外でも事前連絡により対応可能であるが、新宿校舎での対応となる。
E-mail:murakami@cc.kogakuin.ac.jp
- <学生へのメッセージ>
- 講義開始後の入室は原則として認めないので、遅刻厳禁で臨むこと。
- <備考>
- 講義に使用するパワーポイントと配付資料のPDFデータをKuportにて提供するので、必要な学生はダウンロードすること。
https://kuport.sc.kogakuin.ac.jp/ActiveCampus/index.html
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