2009年度工学院大学 第1部建築学科 建築学コース

環境工学II(Environmental Engineering II)[2373]

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2単位
宇田川 光弘 教授  
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最終更新日 : 2011/02/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
環境工学IIでは、建築設計および設備設計に必要な熱環境、空気環境に関する基礎的内容について講義を行う。授業計画に示した各項目についての用語、基本的な性質について理解することを目標とする。

<授業計画及び準備学習>
1 建築と環境  建築環境設計と環境工学の役割、環境とかたち
2 室内環境基準   室内環境要素、温熱環境、空気環境
3 建築と気候    気候と気象、気象要素、気候図
4 日照と日射(1)  太陽と日照・日射、太陽位置
5 日照と日射(2)  日照計画と日影線図
6 日照と日射(3)  日射量、日照調整
7 建築の伝熱(1) 伝熱の基礎、熱伝導、対流熱伝達、放射熱伝達
8 建築の伝熱(2) 熱貫流率と熱損失、表面温度
9 建築の伝熱(3) 熱損失係数、熱取得と遮熱
10 換気と通風(1)  換気・通風・すきま風、必要換気量、換気の方法
11 換気と通風(2) 自然換気の理論、風力換気、温度差換気
12 湿気と結露(1) 湿り空気、温度と湿度、
13 湿気と結露(2) 表面結露と内部結露、湿度の調整
14 環境工学と環境計画 快適環境と省エネルギー建築
15 学習成果の確認(試験)

<成績評価方法及び水準>
定期試験の結果および授業中に出題する演習問題の結果から成績評価を行う。定期試験の結果を60%、演習問題の結果を40%として、評価する。

<教科書>
「シリーズ建築工学5 環境工学 −熱環境と空気環境−」宇田川、秋元、近藤、長井(朝倉書店) 
 (最初の授業で指示する。) 

<参考書>
最新建築環境工学(改訂3版)、田中、武田、岩田、土屋、寺尾共著、井上書院

<オフィスアワー>
火曜日 12:30〜13:00
e-mail: udagawa@cc.kogakuin.ac.jp

<参考ホームページアドレス>
http://ees.arch.kogakuin.ac.jp

 

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