2009年度工学院大学 第1部建築系学科
情報処理概論及演習(Fundamental Information Processing and Exercise)[1123]
3単位 山崎 浩之 講師 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 前半では、基本ソフトウェアや各種応用ソフトウェアの利用法について、講義と演習を行う。学生として学び、社会人として働くために必要な情報リテラシーを身につけて欲しい。情報処理の基礎的な概念や情報倫理についても学ぶ。
後半では、プログラミングの基礎について講義と演習を行う。コンピュータの柔軟な処理能力を引きだすための技術として、プログラミングを紹介する。
【前期達成目標】 1.基本的なアプリケーションを用いて、情報の収集・加工・発信ができること 2.CADソフトを用いて、簡単な建築図面の作成ができること 3.情報の取り扱い、情報倫理、法令遵守について理解すること
【後期達成目標】 1.コンピュータがプログラムに従って動作することを体験的に理解すること 2.VBAの基本的な文法を理解し、簡単なプログラムを読めるようになること 3.単純な処理を行うプログラムを作れるようになること 4.実例を通して、典型的なデータ処理や数値計算の手順を理解すること
- <授業計画及び準備学習>
- 前期
1. 授業のガイダンス、個人ID登録証の配布、Windowsの基本操作、電子メールの利用 2. 日本語入力とワープロの演習1(基本的操作方法) 3. ワープロの演習2(各種機能) 4. 表計算ソフトウェアの演習1(基本操作) 5. 表計算ソフトウェアの演習2(応用操作) 6. プレゼンテーション 7. Webページ制作の演習 1 8. Webページ制作の演習 2 9. AUTOCADによる建築系製図 1 10. AUTOCADによる建築系製図 2 11. AUTOCADによる建築系製図 3 12. AUTOCADによる建築系製図 4 13. 文書処理システムLaTeX 1 14. 文書処理システムLaTeX 2 15. 定期試験
後期 1. Excelの中で利用可能なVBAプログラミング環境の操作方法 2. 変数と四則演算 3. 条件判断 4. 繰り返し処理 1 5. 繰り返し処理 2 6. プロシージャ呼び出し・引数(ひきすう) 7. プロシージャ呼び出し・戻り値 8. 配列とセル 1 9. 配列とセル 2 10. 課題演習 11. 再帰的呼び出し 12. 文字列の処理 13. 文字列の処理 14. 課題演習 2 15. 定期試験
- <成績評価方法及び水準>
- 単位取得のためには、授業への参加と全課題の提出が必要です。提出物を期限内に提出しないと受理しないことがあります。
定期試験(前・後期の計2回)の受験は必須です。片方しか受験しない場合は受験放棄として扱います。演習は授業への参加状況(遅刻・欠席は減点する)と演習課題などの提出物により評価します。
前・後期の定期試験の平均点(60点満点)と演習評価(40点満点)の合計点を成績評価とします。
- <教科書>
- 指定の教科書を初回の授業から使用します。必ず購入し、毎回忘れず持参してください。
前期:「情報処理の基礎と演習 第2版」工学院大学情報基礎教育運営委員会、共立出版 後期:「Excel環境におけるVisualBasicプログラミング 第2版」加藤 潔 著、共立出版
- <オフィスアワー>
- 新宿 A-1476 火-金 16:30〜18:30
八王子 月 講義終了後適宜質問を受け付けます メールでの対応も可(ct10634@ns.kogakuin.ac.jp)
- <学生へのメッセージ>
- 前期は本学のコンピュータ環境を「ひと通り使えるようになった」と言えるようになることが重要な目標となります。いろいろなソフトウェアを紹介していきますから、休まず出席してください。
後期は主にプログラミングを扱うので、「理解できるまで考える・分からないところは必ず質問する」という姿勢で臨んでください。
- <備考>
- ※ 情報倫理はe-Learningシステムによる自習となります。前期末の定期試験までに学習を完了してください。
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