2009年度工学院大学 第1部情報通信工学科
線形システム論(Linear System Theory)[5B12]
2単位 高瀬 柔郎 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 情報通信の機器やシステムの設計のために、信号の波形と複素スペクトルとの関係を習熟し、
線形システムの入出力の関係を修得します。情報通信工学で扱う問題を解けることが目標です。
- <授業計画及び準備学習>
- 1. 線形システムの基本概念
2.演習 3.周期信号とフーリエ級数 4.演習 5.非周期信号とフーリエ変換 6.演習 7.因果信号とラプラス変換 8.演習 9.連続システムと演算子法 10.演習 11.離散システムとZ変換 12.演習 13.畳込み定理 14.演習 15.定期試験
- <成績評価方法及び水準>
- 定期試験の得点が60以上の場合に単位を認定します。
60に僅かに達しないときに限り、個別指導を行い課題を与えた後、再試験によって習熟度を評価し、単位認定相当であると判断したときには評点を60とする場合があります。
- <教科書>
- 「情報通信工学科 数学ガイド」高瀬柔郎 著(工学院大学生協)
- <参考書>
- 教科書中に記載
- <オフィスアワー>
- 新宿校舎 金曜日 10:40〜13:00
常時、質疑応答をメールで行っております。 E-mail: ct76041@ns.kogakuin.ac.jp
- <学生へのメッセージ>
- この科目は、2年次の複素関数論がベースとなります。
複素関数論の講義ノートで復習してください。
- <備考>
- 信号の波形とパワスペクトル(複素スペクトルの絶対2乗値)との関係を、頭の中で描けるようになる
ことがシステム・エンジニアの条件です。
- <参考ホームページアドレス>
- http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~wwc1026/index.html
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