2009年度工学院大学 第1部情報通信工学科

線形システム論(Linear System Theory)[5B12]

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2単位
高瀬 柔郎 准教授  
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最終更新日 : 2011/02/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
情報通信の機器やシステムの設計のために、信号の波形と複素スペクトルとの関係を習熟し、
線形システムの入出力の関係を修得します。情報通信工学で扱う問題を解けることが目標です。

<授業計画及び準備学習>
 1. 線形システムの基本概念
 2.演習
 3.周期信号とフーリエ級数
 4.演習
 5.非周期信号とフーリエ変換
 6.演習
 7.因果信号とラプラス変換
 8.演習
 9.連続システムと演算子法
10.演習
11.離散システムとZ変換
12.演習
13.畳込み定理
14.演習
15.定期試験

<成績評価方法及び水準>
定期試験の得点が60以上の場合に単位を認定します。
60に僅かに達しないときに限り、個別指導を行い課題を与えた後、再試験によって習熟度を評価し、単位認定相当であると判断したときには評点を60とする場合があります。

<教科書>
「情報通信工学科 数学ガイド」高瀬柔郎 著(工学院大学生協)

<参考書>
教科書中に記載

<オフィスアワー>
新宿校舎 金曜日 10:40〜13:00
常時、質疑応答をメールで行っております。
E-mail: ct76041@ns.kogakuin.ac.jp

<学生へのメッセージ>
この科目は、2年次の複素関数論がベースとなります。
複素関数論の講義ノートで復習してください。

<備考>
信号の波形とパワスペクトル(複素スペクトルの絶対2乗値)との関係を、頭の中で描けるようになる
ことがシステム・エンジニアの条件です。

<参考ホームページアドレス>
http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~wwc1026/index.html

 

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