2009年度工学院大学 第1部情報通信工学科

音響工学(Acoustic Engineering)[4B20]

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2単位
東山三樹夫 非常勤講師

最終更新日 : 2011/02/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
音響学及び音響工学の基礎となる音の物理と知覚に関する基本事項を学習することが講義の目的である。
さらに進んだ学習と研究に必要な音に関わる教科書・専門書を自習できるようになることが目標である。
そのため受講者には多くのレポート課題の提出が課せられる。

<授業計画及び準備学習>
1.単振動の固有振動数と共鳴現象
2.絃の振動と倍音振動
3.平面波とその伝播速度
4.音響管内を伝わる波
5.波の反射と屈折
6.波の干渉
7.波の回折と散乱
8.室内を伝わる音と固有振動
9.室内の音の響きと残響時間
10.音の知覚と対数法則及び音階
11.音の大きさの知覚
12.聴覚のしくみ
13.音の高さの知覚
14.音の方向知覚
15.学習成果の確認(レポート課題作成)

<成績評価方法及び水準>
講義の予習と復習を目的とする毎時間に課せられるレポート課題に関する評価 50 %
講義期間中に受講者が各自で学習した内容をまとめる最終レポート課題に関する評価 50 %
レポートを評価するにあたってはレポート作成に対する態度も合わせて評価する。
総合評価60点以上を合格とする。

<教科書>
指定なし

<参考書>
指定なし
講義中に適宜提示する。

<オフィスアワー>
木曜日 10:00-10:30、 14:30-15:00

<学生へのメッセージ>
音・音楽・物理・心理と数学の基礎に興味のある学生諸君にはおもしろい講義であるかと思われます。
レポート課題に真摯に取り組めば講義の内容とその面白さがよく理解できるのではないでしょうか?

 

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