2009年度工学院大学 第1部情報通信工学科
コンピュータアーキテクチャ(Computer Architecture)[4B19]
2単位 吉田 和悦 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- マイクロコンピュータをテーマとしてコンピュータシステムの基本概念・アーキテクチャをアセンブリ言語によるプログラミングを通して学ぶ。以下に具体的な達成目標を示す。
(1)2進法、16進法、負数の計算が出来ること(2)コンピュータの基本構成・アーキテクチャを理解すること、(3)プロセッサの動作原理と命令の意味を理解すること、(4)アセンブリ言語を用いた簡単なプログラミングが出来ること。
- <授業計画及び準備学習>
- 1. 計算機システム入門
2. 数や記号の表現 3. 文字や記号の表現 4. 計算機の基本動作 5. 計算機COMETのハードウエア構成 6. COMETの命令の概要 7. アドレス指定方式 8. メモリー、データ転送用命令 9. 算術、比較命令 10. サブルーチン用命令 11. アセンブリ言語CASLによるプログラミング例 12. 記憶装置と外部入出力装置 13. オペレーティングシステム 14. 定期試験
- <成績評価方法及び水準>
- 原則として定期試験で最終成績を評価、60点以上を合格とする。
- <教科書>
- 「入門計算機システム」伊藤秀男、倉田是(朝倉書店)
- <参考書>
- 「コンピュータアーキテクチャの基礎」柴山 潔 (近代科学社)
- <オフィスアワー>
- 火曜日16:00〜17:00 前もって連絡して下さい。
- <学生へのメッセージ>
- 本教科は暗記しても何の役にも立ちません。筋道をたてて考えることを身に付けることが必要です。
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