2009年度工学院大学 第1部情報通信工学科
ディジタル電子回路I(Digital Electronic Circuit I)[6263]
2単位 大類 重範 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- ディジタル電子回路で取り扱う信号は電圧が高い(H)か低い(L)かの2値信号、すなわち1か0の2進数である。本講義では、ディジタル回路の基本となる2進法などの数体系や基本論理回路と論理代数(ブール代数)、カルノー図による論理式の簡単化、デジタルICの種類と電気的特性および複合論理ゲート回路と各種フリップフリップ(FF)についての理解を深めることをねらいとする。
- <授業計画及び準備学習>
- 1. ディジタル電子回路の概要
2. 数体系と符号化 3. 2進数の負数表現 4. 基本論理回路と論理記号 5. 論理代数(ブール代数) 6. カルノー図と論理式の簡単化 7. ディジタルICの種類 8. ディジタルICの電気的特性 9. 複合論理ゲート回路 10. エンコーダとデコーダ 11. マルチプレクサとデマルチプレクサ 12. RS-FF、RST-FF 13. D-FF、JK-FF
- <成績評価方法及び水準>
- 学期末試験によって評価するが、数回のレポートと出席状況も考慮する。
- <教科書>
- プリント教材
- <オフィスアワー>
- できるだけ授業中に質問し、それ以外は電話またはeメールで予約を取ってほしい。
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