2009年度工学院大学 第1部情報通信工学科
○情報通信工学実験I(Experiments in Information and Communications Engineering I)[5166]
2単位 高橋 泰樹 准教授 [ 教員業績 JP EN ] 山口 健治 講師 [ 教員業績 JP EN ] 大須賀 威彦 非常勤講師 小西 義雄 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 電気磁気学、回路理論、アナログ電子回路、電気電子計測、電子デバイスなどの基礎的事項を体験的に理解把握する。電気特性の基本である電圧、電流、増幅度、周波数及び周波数特性などの基礎的測定を通し、それぞれどのような装置でどのように測定するものなのか、またそれぞれの装置の特性も把握しながら、実験を進め実験的・理工学的センスを体得する。これらの実験結果を整理・考察して報告書にまとめる作業を通じ、エンジニアとして必要な総合的な表現・洞察力を養成する。また、報告書やグラフの描き方の基本も身につけるため、指定した書式で期限内に報告書を仕上げるという作業にも慣れる。
- <授業計画及び準備学習>
- 第1週 ガイダンス
第2週以降は以下の実験テーマを数人ずつの班に分かれ、ローテーションを組んで実験していく。 2週で1テーマの実験を行う。実験の前後に講義、ディスカッションの時間を設ける。
実験1:計測基礎(直流素子) 実験2:計測基礎(交流素子) 実験3:ダイオードの静特性 実験4:ダイオードと整流・平滑回路(プリント基板の設計作製を含む) 実験5:トランジスタの諸特性 実験6:共振回路
- <成績評価方法及び水準>
- レポートの採点結果と実験中の態度を総合的に評価して、60点以上の者に単位を認める。
未提出のレポートがある者は単位を認めない。
- <教科書>
- 実験指導書(プリント)
- <オフィスアワー>
- 金曜日昼休み、実験終了後
- <学生へのメッセージ>
- 学生実験は、実際に装置に触れ体験的に学習・確認できる数少ない機会です。積極的に取り組んでください。
授業で習う事柄(理論)と現実の現象(実験)との対応・比較を意識し考察するようにしてください。
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