2009年度工学院大学 第1部情報通信工学科

アナログ電子回路I(Analog Electronic Circuit I)[2271]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
高橋 泰樹 准教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2011/02/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
アナログ系電子回路の基本機能として、「増幅」、「発振」、「変調・復調」の3つが考えられる。本講義ではダイオード、バイポーラ・トランジスタ、ユニポーラ・トランジスタ(電界効果トランジスタ(FET))の基本特性を示し、トランジスタのバイアス回路の設計及び、増幅回路の働きと等価回路による動作量の計算法について理解を深める。
・各種接地方式の特徴を理解する。
・バイアス回路の動作ついて理解する。(信号と電源の関係)
・トランジスタ等価回路を理解する。(交流成分で考える部分。直流成分で考える部分。)

<授業計画及び準備学習>
1.半導体の性質
2.pn接合ダイオードとその性質
3.トランジスタの基本回路
4.トランジスタの増幅作用(その1)
5.トランジスタの増幅作用(その2)
6.トランジスタのバイアス回路(その1)
7.トランジスタのバイアス回路(その2)
8.トランジスタのバイアス回路(その3)
9.トランジスタ増幅回路の等価回路(その1)
10.トランジスタ増幅回路の等価回路(その2)
11.電界効果トランジスタ(その1)
12.電界効果トランジスタ(その2)
13.負帰還増幅回路(その1)
14.負帰還増幅回路(その2)
15.学習成果の確認(定期試験)

<成績評価方法及び水準>
定期試験及びレポートの結果で評価。(60点以上を合格とする。)

<教科書>
アナログ電子回路
大類重範
日本理工出版会

<オフィスアワー>
授業の前後30分

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2009 Kogakuin University. All Rights Reserved.