2009年度工学院大学 第1部情報通信工学科
○電気磁気学I(Electromagnetism I)[6110]
2単位 本田 徹 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 電磁気学は情報通信工学の要となる科目である。電磁気学Iでは、主要な電磁気現象の内容と基礎となる法則についてイメージの把握と数式による表現ができるようになることが目標である。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.クーロンの法則と万有引力の法則
2.電界,ベクトル,近接作用論と遠隔作用論 3.電界に関するガウスの法則,電界と電気力線の関係 4.ガウスの法則の導出,電界分布,面積分 5.電位,電位差,線積分 6.電位の匂配と電界,偏導関数,全微分公式,スカラーの勾配 7.中間試験 8.誘電体中の電界と電束密度,分極 9.帯電物体の電界と電位,体積積分,連続分布電荷,帯電導体球の電界と電位 10.静電容量と蓄えられるエネルギー,電極間に働く力,容量係数と電位係数 11.ベクトルの発散と静電界分布,発散定理,ガウスの法則(微分形),ポアソンの方程式 12.電気映像法の基本定理,境界のある導体の電荷分布,平行導線間の静電容量 13.電流,電荷保存の法則,オームの法則 14.線形電気回路の定理,重ね合わせの定理,双対の理,補償定理,鳳ーテブナンの定理
- <成績評価方法及び水準>
- 各回に行う小テスト(50%)と中間テスト・期末テスト(50%)により評価する。
- <教科書>
- 「電磁気学サブノート」長嶋・伊藤(ピアソンエデュケーション)
- <参考書>
- 「電磁気学」末松安晴(共立出版)
- <オフィスアワー>
- 土15:00-16:00, 八王子校舎5−806
- <学生へのメッセージ>
- 電気磁気学は重要な基礎科目であるので予習・復習を確実に実行してください。その週の内容はその週のうちに理解することを心がけてください。
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2009 Kogakuin University. All Rights Reserved. |
|