2009年度工学院大学 第1部情報通信工学科
線形代数学II(Linear Algebra II)[4214]
2単位 牧野 潔夫 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- “線形”の概念は数学の分野だけでなく,各種の自然現象の取り扱いにおいてとくに重要である。線形代数学I を基礎にして,ベクトル・線形写像,固有値・固有ベクトルなどについて学ぶ。
- <授業計画及び準備学習>
- 1. ベクトル空間とその性質
2. 1次独立と1次従属(1) 3. 1次独立と1次従属(2) 4. ベクトル空間の基と次元(1) 5. ベクトル空間の基と次元(2) 6. 部分空間 7. 線形写像 8. 線形写像の表現行列 9. 固有値と固有ベクトル(1) 10. 固有値と固有ベクトル(2) 11. 行列の対角化 12. 内積 13. 正規直交基と直交行列 14. 対称行列の対角化 15. 対角化の応用 16. 定期試験
- <成績評価方法及び水準>
- 定期試験の結果が60点以上を合格とする.期末試験の結果が50点以上の場合は授業中に行う演習の達成度を加味して合格とする事がある.
- <教科書>
- 基本線形代数 水元久夫(培風館)
- <オフィスアワー>
- 木曜日 12:30〜13:30 それ以外でもメールで約束の上,対応可。
- <学生へのメッセージ>
- 線形代数は抽象的な部分が多いので,始めは戸惑うかもしれないが,じっくり学習すれば大変分かりやすいことに気が付く。十分に復習することが大切である。
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