2009年度工学院大学 第1部電気システム工学科

電子回路II(Electronic Circuit II)[2B12]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
大類 重範 准教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2011/02/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
アナログ系電子回路の基本機能として、増幅,発振,変調・復調の3つが考えられる。電子回路IIでは電力増幅回路、同調増幅回路、差動増幅回路とOPアンプ、OPアンプの基本応用回路、発振回路および変調・復調回路について理解を深めめる。

<授業計画及び準備学習>
 1.負帰還増幅回路(その原理と特徴)
 2.負帰還増幅回路の増幅度
 3.電力増幅回路(バイアス条件、最大定格、トランス結合A級回路)
 4.電力増幅回路(B級プッシュプル回路、OTL回路)
 5.同調増幅回路(LC同調回路、単同調と復同調回路)
 6.差動増幅回路とOPアンプ(直結回路、ドリフト)
 7.差動増幅回路とOPアンプ(動作原理、内部回路構成)
 8.OPアンプと基本応用回路(理想OPアンプ、基本増幅回路)
 9.OPアンプと基本応用回路(基本応用回路、微分・積分回路)
10.発振回路(発振条件、LC発振回路)
11.発振回路(CR発振回路件、水晶発振回路)
12.変調・復調回路(変調の原理と種類、振幅変調)
13.変調・復調回路(SSB変調、周波数変調、復調回路)

<成績評価方法及び水準>
主に学期末試験によって評価するが、出席状況も考慮する。

<教科書>
「アナログ電子回路」大類重範著 日本理工出版会

<オフィスアワー>
できるだけ事業中に質問して、それ以外は電話またはeメールで予約を取ってほしい。

<学生へのメッセージ>
いろいろな種類のIC(集積回路)を使いこなすためには、電子回路の基礎が必須である。電子回路の基礎知識を確実に身に付けたい。

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2009 Kogakuin University. All Rights Reserved.