2009年度工学院大学 第1部電気システム工学科

CADI[1355]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
中本 繁実 非常勤講師

最終更新日 : 2011/02/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 電気技術者が,電気関係の器具,機械を製作したり,電気施設,設備の建設,保守,管理にたずさわる場合,一般機械・器具と同じように機械製図で描かれた図面や電気製図記号を用いた電気の接続図,配線図,系統図などが各分野で用いられている。
 そのため,電気関係の業務にたずさわる電気技術者は,図面が理解できなければ,正しい取り扱いや運用はできないことになる。
 また,電気技術者は,製品や設備の内容を知り必要事項を読み取ることが必要になる。
 そこで,日本工業規格(JIS)にもとずき,製図全般の一般的な基礎事項,製図の表現方法や,記号などを身につけることを目標とする。

<授業計画及び準備学習>
ガイダンス(製図用具の種類と使い方)
手描き製図・CAD製図
線と文字(製図規格を含む理論)
平面図形(用器画の描き方)
投影画法(第三角法「正面図・平面図・側面図」の描き方)
図面の表わし方(正面図の決め方)
等角投影図の描き方(第三角法「正面図・平面図・側面図」から立体図の作成,読図力をつける)
電気製図一般
屋内配線設計製図(1)
電気機械設計(1)
シーケンス設計製図(1)
受変電設備設計製図(1)
作図実習,検図,修正,出図,講評,提出

<成績評価方法及び水準>
出席  90%以上
課題 100%提出
   (注.実技科目なので,未提出のもがあれば不合格です)

<教科書>
教科書:(1)「電気・電子製図」改訂版 狩集住義他編 (実教出版)
    (2)情報処理の基礎と演習 −理工系コンピュータリテラシ− 編者 工学院大学情報基礎教育運営委員会
    (3)「これでわかる製図の基礎(第三角法・第一角法・立体図)」中本繁実編 (パワー社)
    汎用CADソフト(AutoCAD)を使用します。
    メモリー(講義中に指定します)

<参考書>
「これでわかる第三角法・第一角法の基礎−例題と演習−」中本繁実編 (パワー社)
必要な参考書は,講義中に指定します。

<オフィスアワー>
授業当日の講義時間前後15分にお願い致します。
要点を整理して,文書でまとめてきてください。

<学生へのメッセージ>
実技科目なので,課題の提出日を厳守することがポイントになります。

<備考>
<教 材>
三角定規・コンパス・筆記具(シャープペンシル)などの製図用具一式(開講時に指示します)
製図用紙は随時指示します。
CAD製図は,最後にまとめて,メモリーで提出してもらいます(講義の中で指示します)

 

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