2009年度工学院大学 第1部電気システム工学科

電気基礎実習(PBL)(Basic Electrical Practice)[6107]

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2単位
竹本 正勝 講師  
[ 教員業績  JP  EN ]
住野 和男 
市川 紀充 講師  
[ 教員業績  JP  EN ]
林 正雄 非常勤講師

最終更新日 : 2011/02/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
この科目では,自ら実験することによって与えられた課題を解決する能力を養います。実験では,電気の流れや磁気によって生じる様々な現象を発生させ,目に見えない電気を体感します。また,電気の発生,輸送,消費といった一連の電気システムを体得します。

<授業計画及び準備学習>
以下の項目に関連する課題に対し、各自が実験に取り組みます。
1)電気磁気(磁石とコイルの働きから簡単なモータを製作し原理を知る)
2)直流回路(回路における電圧・電流と抵抗を測定し、理論計算と比較する)
3)交流回路(インダクタンスやコンデンサの働きをオシロスコープにより観察する)
4)電気の発生(実際に太陽電池・風力発電、高電圧放電を見学し電力について考える)
5)電気の輸送(抵抗や電線に流せる電流の大きさを求め許容電力について考える)
6)電気の消費とエコロジー(待機電力の測定や発光ダイオード照明について考える)
7)電気製品の組立と製作(パソコンの製作、ゲルマニウムラジオや光センサ付きメロディ回路の製作)
9)最先端技術とリサイクル(携帯電話の分解と分別を通して循環型社会を考える)
10)新エネルギー(太陽電池と燃料電池を搭載したハイブリッド模型自動車の組立と動作)

<成績評価方法及び水準>
各課題で提出するレポートにより評価を行います。

<教科書>
配布するプリント

<オフィスアワー>
ガイダンスで説明します。

<学生へのメッセージ>
この科目は電気システム工学科の入口として,実験の楽しさと電気の役割を理解してもらうことを第一に考えています。まず、手を動かし現象を体感することからはじめましょう。

 

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