2009年度工学院大学 第1部 *電子工学科

世界の文学II(World Literature II)[5B04]

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2単位
内山 憲一 准教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2011/02/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
世界の中のフランスに焦点を当て、その言語文化の精髄に触れる。
目標:文学作品を読むことにより、われわれの生にはどのような意味があるかという人間にとって本質的な問題を考えてみる。

<授業計画及び準備学習>
フランス近現代文学の流れをつくった人物を何人か選んで、それぞれの生涯や時代背景を概観した後、代表的な作品を読んでいきます。日本語に翻訳された作品を抜粋したプリントを随時配布します。音声の喚起する力を感じてもらうために原文朗読のパフォーマンスを交えたり、ビデオを鑑賞する機会を設けたりして、言葉で構築された作品の美しさを実感してもらいたいと思っています。

1.フランス文学の特質
2.アンドレ・ジッド
3.アンドレ・ジッド(続き)
4.マルセル・プルースト
5.マルセル・プルースト(続き)
6.サン=テグジュペリ
7.サン=テグジュペリ(続き)
8.アルベール・カミュ
9.アルベール・カミュ(続き)
10.ギヨーム・アポリネール
11.ギヨーム・アポリネール(続き)
12.アンドレ・ブルトンとシュルレアリスム
13.アンドレ・ブルトンとシュルレアリスム(続き)
14.シュルレアリスムの拡がり
15.学習成果の確認(試験)

<成績評価方法及び水準>
授業にきちんと出席することが成績評価の前提となります。学期末の定期試験の成績(80パーセント)、さらに受講態度を考慮して(20パーセント)総合的に評価し点数をつけ、60点以上の者を合格とします。詳細については第1回目の授業時に説明するので、必ず出席してください。登録だけして出席しない学生や欠席が多い学生が目につきます。出席が極端に少ない場合は試験を受けても無効とします。

<教科書>
プリントを配布します。

<オフィスアワー>
八王子 水曜日12時30分〜14時(共通課程研究棟25号室)
新宿 水曜日15時45分〜16時15分(27階2746号室)
それ以外の時間帯については相談に応じます。

<学生へのメッセージ>
長年、試験の代わりに読書感想文のレポートを課してきましたが、いわゆるコピー・アンド・ペーストのレポートが出てきました。読書感想文は真面目に取り組めば大いに有益であることは確信していますが、これを機会に今後は自筆ノート持込可の定期試験を行うことにしました。

 

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