2009年度工学院大学 第1部環境エネルギー化学科
○物理化学演習I(Practice of Physical Chemistry I)[5410]
1単位 酒井 裕司 講師 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 本講は「物理化学I」の授業内容について、演習によってより理解を深めることを目的として設置しています。したがって、演習内容は「物理化学I」の授業計画に示した内容に沿って実施します。概ね計算演習が中心となるので、各講義で指定された教科書、授業用ノート、数値計算用に電卓を用意して下さい。
- <授業計画及び準備学習>
- 以下の内容についての演習問題を行う。
第1週 物理量と単位、気体の性質:復習、導入 第2週 完全気体と分子運動論 第3週 実在気体 第4週 熱力学第1法則の基本的な概念 第5週 膨張の仕事、熱のやり取り 第6週 エンタルピー 第7週 断熱変化、熱化学 第8週 第1週から第7週までの講義内容 第9週 熱力学第2法則 第10週 エントロピー 第11週 いろいろな過程のエントロピー変化、熱力学第3法則 第12週 ヘルムホルツエネルギーとギブスエネルギー 第13週 熱力学第1法則と第2法則の結合 第14週 まとめ
- <成績評価方法及び水準>
- 成績評価は期末試験の結果で評価する。成績はS(100〜90点)、A(89〜80点)、B(79〜70点)、C(69〜60点)、F(59〜0点)で評価し、S,A,B,Cを合格とする。
- <教科書>
- 「アトキンス 物理化学(上)第6版」 東京化学同人 P.W.Atkins著 千原秀昭、中村亘男訳
- <オフィスアワー>
- 質問などは、e-mail(sakai@cc.kogakuin.ac.jp)で約束の上であれば、いつでも可。
@八王子キャンパス5号館205
- <学生へのメッセージ>
- どの科目でも演習を行うことにより理解が深まります。物理化学Iの授業と併せて本講の演習を行い、授業内容の理解に役立ててください。
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