2009年度工学院大学 第1部環境エネルギー化学科

数学II(Mathematics II)[5214]

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2単位
藤井 俊 非常勤講師

最終更新日 : 2011/02/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
現在, 理工系だけではなく様々な科学において, 多様な現象を解析する手段としての数学の重要性はさらに増してきています.
本講義では, 数学の基礎の一つである「微分積分学」を解説し, 受講者が独力でさらに学んでいくための計算力, 概念の理解力の定着を目標とします.

後期では, 積分法, テイラーの定理, 2変数関数, 曲面の接平面, 法線などを学びます.

<授業計画及び準備学習>
1 原始関数, 不定積分
2 積分の計算法1(置換積分)
3 積分の計算法2(部分積分)
4 定積分と微分積分学の基本定理
5 小テスト, 積分の応用1(面積)
6 積分の応用2(回転体の体積)
7 逆三角関数の導入
8 逆三角関数の導関数
9 有理式の積分1
10 小テスト, 有理式の積分2
11 無理関数, 三角関数の積分
12 テイラーの定理
13 多変数関数と偏微分
14 曲面の接平面, 法線
15 期末テスト

教科書の順番とは異なる解説を行うので注意. 授業の進行状況によっては多少内容を変更することがあります.

<成績評価方法及び水準>
授業中に行う2回の小テスト(各20点)と期末試験(60点)の合計100点で, 60点以上獲得した者を合格とします.

<教科書>
例と図で学べる微分積分 (水本久夫著, 裳華房)

<参考書>
高校の数学の教科書, など

<オフィスアワー>
金曜日, 八王子キャンパス, 講師室, 14:40〜15:30,
授業前後など.

<学生へのメッセージ>
数学は自分の手でたくさん計算を行うことが習得の近道です. 教科書の例題, 問題をたくさん解いて計算力をつけてください.

 

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