2009年度工学院大学 第1部応用化学科

化学応用学概論(Introduction to Applied Chemistry and Chemical Engineering)[4207]

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2単位
五十嵐 哲 教授  
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今村 保忠 教授  
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宮下 正昭 教授  
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稲葉 敦 教授  
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木村 雄二 教授  
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最終更新日 : 2011/02/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
1年後期から始まる必修科目は相互に関わり合い,その知識が専門科目の理解へとつながる.さらに最終的には,我々が生活している環境のなかで日常的に使用しているもの(物質)を理解することが,新しい材料の開発の糧になる.また,物質・材料の安全性・信頼性や環境への影響を理解することも重要である.このような流れを,次のような例を引いて説明し,皆さんのこれからの勉学のきっかけとしたい.

<授業計画及び準備学習>
工学としての化学:物質化学を中心に(五十嵐)
1.ものをつくる化学の面白さ
2.触媒の不思議
3.燃料電池と水素製造に関する最近の話題

有機化学の重要性(宮下)
4.右分子と左分子を作り分ける:不斉合成
5.分子不斉と立体化学
6.最前線の天然物化学:抗癌剤および骨粗鬆症治療薬の化学合成

生物化学を中心に(今村)
7.生命の化学:生命理解の共通言語としての化学
8.食べるということ
9.体をつくる:細胞と組織

材料の安全性・信頼性を中心に(木村)
10.材料の安全性・信頼性とは
11.生活を支える材料の安全性
12.環境・エネルギー機器に使用される材料の信頼性

物質の環境への影響を考える(稲葉)
13.ライフサイクルアセスメントの方法と考え方
14.持続可能な消費と生産

15.学習成果の確認(レポート課題作成)

<成績評価方法及び水準>
毎回のレポート提出による.ただし,3回以上欠席した学生は履修放棄とみなし,成績評価を行なわない.

<教科書>
一部,プリントを配布

<オフィスアワー>
随時.12号館:触媒工学研究室(五十嵐),17号館:有機合成化学研究室(宮下),細胞工学研究室(今村),12号館:材料安全工学研究室(木村),新宿19階:環境マネジメント工学研究室(稲葉)
事前にe-mailまたは電話で予約することが望ましい.

<学生へのメッセージ>
講義を受け,楽しむこと.講義を聴いて疑問をもち,調べたり,質問したりできればもっとよい.

 

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