○生物化学Ｉ（Biological Chemistry I）[4108]

＜授業のねらい及び具体的な達成目標＞

生物化学とは生物あるいは生命現象について物質を基礎にして化学的に理解する学問である。講義では、生体を構成する水、アミノ酸，糖質、脂質、タンパク質、核酸についてその構造と機能について基本的知識を学び、同時に遺伝情報や生体膜、酵素の高次機能について理解を深める。
達成目標：
１）生体物質の化学的性質を理解すること
２）生体高分子の構造と機能を理解すること
３）生体膜の生理学的機能、触媒としての酵素の特性を理解すること

＜授業計画及び準備学習＞

1.生命の化学
2.生物化学で使われる物質量の整理
3.細胞の構造と構成物質
4.生命と水，酸と塩基
5.ヌクレオチド，核酸，遺伝情報
6.アミノ酸の構造と特性
7.ペプチドとタンパク質の構造
8.タンパク質の機能
9.糖質の構造と機能
10.脂質の構造と機能
11.生体膜の構成と機能
12.酵素触媒
13.酵素反応とその調節
14.まとめ

＜成績評価方法及び水準＞

定期試験により評価する。小テストおよび出席状況を加味する。

＜教科書＞

ヴォート「基礎生化学」田宮他訳（東京化学同人、第２版、２００７年）

＜オフィスアワー＞

後期　木曜日授業時間後
17号館355室

＜学生へのメッセージ＞

理解できないことがあったら，すぐに質問してください．

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